AndroidタブレットをPC風に使う(IME編)

AndroidタブレットをPC風に使う場合、キーボードを接続して使うことになります。キーボード使用時に気になるのがIMEの問題です。試行錯誤の結果ATOKプロフェッショナルに落ち着いたので試したIMEの使用感をまとめておきたいと思います。

Gboard

まずはデフォルトで使用できるGboardです。純正品だけあって使い心地はなかなか良く、変換の精度もかなり良いように思いました。US配列キーボードであっても日本語入力できるのでこの点も問題なしでした。

概ね問題なさそうだったのですが、変換時に文節を選択する際、矢印キーの横で移動する方式になっているのがちょっと気になりました。いわゆるマイクロソフトのIMEと同じスタイルです。設定変更でATOKスタイルに変えられると良かったのですが、それもできなさそうだったので少々惜しい感じでした。

Wnn Keyboard Lab

Gboard以外に国産のスマホなどで採用例のあるオムロンのWnnも試してみました。こちらは試してみて早々に変換精度に少々問題があるように思えたので採用には至りませんでした。レスポンスは非常に良く感じたのでその点は惜しかったです。

もっとも、私が試したのは無料版なので有料版であれば変換性能が異なる可能性はあります。

ATOK for Android Professional

PCでも使っているATOKも試してみました。最初は月額300円のスタンダード版を使ってみたのですが、スタンダード版についてはAndroidでキーボードをサポートしていないということでした。実際に使ってはみましたが、全く使えないことはないものの少なくともUS配列のキーボードには対応していませんでした。

そこで、お試しで月額600円のプロフェッショナル版を試してみています。プロフェッショナル版であればキーボードがサポートされ、また配列もJIS配列とUS配列を選択することが可能になります。公式にUS配列をサポートしているのは心強いです。

驚いたのはAndroid版のATOKについてはスタンダード版とプロフェッショナル版で体感できるくらいの性能差があるように感じたことです。スタンダード版のATOKもそれなりに満足のいく内容でしたが、プロフェッショナル版は明らかに高性能だと思いました。

月額600円というのは自分の感覚では結構いいお値段には感じるのですが、さすがに有償製品だけあって総合的には一番優れているという感想です。

まとめ(Gboardもとても優秀)

一旦はATOKを使っている状況ではあるのですが、変換キーの挙動さえMS-IME風でなければGboardも全く性能面では問題なく感じました。少しMS-IME風の変換スタイルに慣熟できないかにトライしてみて、問題なさそうならタブレットに関してはGboardに変更するかもしれません。

Android版Chrome(135)から外部パスワードマネージャーの明示的な設定が可能に

1passwordからニュースレターから来ていたので確認したところ、表題の通りAndroid版Chromeでパスワードマネージャーをビルトインのものにするか、外部のものを使うかを選択可能になるそうです。

実際にAndroid版Chromeの設定を確認したところ、確かに選択できる設定がありました。

1passwordによれば、1passwordをAndroidで今後も使用する場合はこの設定を明示的に”別のサービスを使用して自動入力”にする必要があるそうです。

今のところ影響があるのはAndroid版のChromeとBraveだけということなのですが、ほかのChrome系のブラウザにも影響が波及してくるか気になるところです。

つるむらさき

夏場になると出回るつるむらさきという葉物野菜があります。食感が好きなのでシーズン中はよく購入しています。

茎がかなり太いのが特徴です。茎が太い割にはそれほど堅い野菜ではないので意外に調理は簡単です。あくが強いので炒め物にする場合でも事前に軽くゆでておくと食べやすくなります。また、味付けはあっさりしたものよりははっきりしたものの方がつるむらさき独特の風味が気にならなくて良いと思います。

切断すると切断面からぬめりが出るという特徴があります。

今回はショウガと合わせてオイスターソース炒めにしました。ショウガやニンニク、ネギなどの香味野菜で風味付けをするのもオススメです。

あまりメジャー野菜ではないものの安価で栄養価が高いので助かっています。

HD25用YAXI製イヤーパッド

普段使っているヘッドホン、ゼンハイザーHD25のイヤーパッドが破れてきてしまったので交換しました。購入してから1度交換しているので今回で交換は2回目になります。

純正の交換イヤーパッドが広く流通しているので交換そのものは簡単にできるのですが、今回はちょっと趣向を変えてサードパーティ製のイヤーパッドにしてみました。YAXIというメーカーのものです。

HD25と言えば業務用らしい堅牢さが評価される一方で、頭に対する締め付けが非常に強い機種としても有名です。今回はイヤーパッド交換で装着した感じも良くなるのではないかという期待も込めてのサードパーティ製品投入となりました。

新旧のイヤーパッドを並べてみると、YAXIのものの方が多少ボリュームがあるように感じます。

実際に交換してみるとこんな感じです。バンド部分につくクッションも付属します。今回私は青を選びましたが、カラーバリエーションが何色かあって色を変えて楽しめるのもちょっといいところです。

早速使ってみたところ、確かに長時間装着していても多少は負担が減ったかなという感じはします。元々の製品コンセプトが快適志向ではないと思うので圧倒的に良くなったとは言いがたいですが、少しでも負担少なくHD25を使いたいという方にはオススメできます。

リムブレーキ用ホイールが市場に出回っていない問題

今年初めの定期点検で自転車屋さんから「リムが摩耗しているのでそろそろホイールを組み直すか交換が必要」という話を聞いていました。その時はどうするか決めないといけないな、と思った程度でしたが、最近そのことを思い出してネットのECショップなどを調べてみました。

するとリムブレーキ用のホイールがもうあまり販売されていないことに気がつきました。

ロードバイクのホイールは現在ディスクブレーキという車輪の回転軸に取り付けた円盤を挟んで制動力を得るものが主体になっています。自動車・オートバイや電車の台車などでも使われている方式です。

一方で私の自転車はリムブレーキという車輪の外周部分を挟んで制動力を得る方式です。一般的な自転車の前輪でよく使われている方式です。

リムブレーキです。よく見る車輪そのものを左右から挟む方式です。

双方には互換性がないので、車体がリムブレーキ用の車体の場合はホイールもリムブレーキ用のものを選択する必要があります。

取れる選択肢

  1. リムブレーキ用の完組ホイールをなんとか探してきて交換する
  2. ホイール用の部品をバラバラに新規調達し、自転車店で組み立ててもらう
  3. 既存ホイールの回転体部品を流用し、自転車店で組み直してもらう

一般的にロードバイクのホイールはすでに組み上がっているものを購入することが多くなっています。こういうタイプは完組といいます。私の自転車は自転車店で製作してもらったもので、こちらは手組と言われています。

簡単なのは選択肢1の既製品の新品で交換することですが、パッと見た感じ全然リムブレーキ用のホイールがないので、難しいかもしれません。自転車屋さんから問屋さんに当たってもらえば発見できるかもという期待は持てます。

選択肢2は実現可能性としては問題なさそうですが、部品選定が少々難しそうに感じます。全体的に割高になりそうな予感もあります。

手組の場合分解して組み直しができるので、選択肢3は手組ならではの解決策です。一番安上がりにリニューアルできそうですが、流用される回転体部分は10年使用しているので大丈夫なのかという不安はあります。

しっかりしたものに入れ替えたい

今後リムブレーキが再度見直されるようなことがあるかが不透明なので、ここで導入するホイールは耐用年数を重視してしっかりしたものにしておきたいところです。

それにしても今のロードロジックに乗り始めたのが2021年のことでまだまだつい最近と思っていましたが、規格の主流が移り変わったせいで気がついたら旧車を大事に乗っているような情勢になってしまい少々困っています。

洗濯機用毛布洗いネット

我が家の洗濯機、東芝AW-7D7は毛布洗いに対応している機種です。夏のうちに1回毛布を洗濯したくなったので洗濯方法を調べてみました。すると、純正の毛布洗いネットが販売されていることが分かりました。

洗濯機を買ったのは8年くらい前の話で、純正のアクセサリが注文できるかどうかは微妙に思いましたが、毛布洗いネットの型番(TMN-47A)で検索してみたところ、ヨドバシカメラの通販で在庫品として注文することができました。お値段は\4,950と純正品ゆえかちょっと高めです。

ネット本体はこんな感じの円筒形のネットになっています。円筒のフタ部分にファスナーがついていてガバッと開くようになっています。

洗濯方法は説明書によれば毛布を畳んだ上でぐるぐる巻きにし、円筒状のネットに収納します。その後、円筒と洗濯機のドラムの形を合わせるような形で洗濯機に投入し、毛布モードで洗濯します。毛布モードを使うとドラム内の水位が高めになり、また外から観察する限り回転も慎重に行われているように感じました。

一番心配だったのはやはり回転数が必要な脱水のパートでしたがそちらも特に問題なく終え、毛布を丸洗いすることができました。少々値段はしましたがさすがは純正品で、安定感のある製品に感じました。

別にこのネットで毛布以外を洗っても問題はないようなので、単に大きめの洗濯ネットとしても使ってみようかと思っています。

AndroidタブレットからHDMI出力をすると突然音が出なくなる問題

先頃からAndroidタブレットを場面によってはPC代わりに使用しています。基本的にUSB-CコネクタにUSBドックをつないでHDMI出力を作り、PC用のディスプレイにミラーリングして使用しています。

1つ困っているのが音声出力先が勝手に変わってしまうことです。外部ディスプレイとHDMI接続をした場合、音声の出力先をAndroidデバイス本体または外部ディスプレイから選択することができます。

私の環境ではタブレットの方がスピーカーの性能がいいので本体出力にしています。ところがこれが前触れなく音声が出なくなってしまうことがあります。

対処法

音声が出なくなってしまった場合、音声の出力先を1回外部出力にして再度タブレットに戻すと音が出るようになります。

一応これで確実に直るのですが、不意に音が出なくなるので毎回これをやるのは少々面倒に感じています。HDMI出力周りが怪しいと思っているのでそのうち見直してみたいと思います。

中華風春雨炒め

乾燥春雨が乾物置き場に余っていたので冷蔵庫の余り野菜と組み合わせて中華風の炒め物にしてみました。

中華風と言ってもそこまで本格的なものではなく、味は砂糖としょうゆベースになっています。豆板醤とごま油を少量加えて中華風の味付けにしています。

春雨炒めを作る際は最初に野菜炒めを水気が多い状態で作り、最後に戻した春雨で味を吸収すると全体的に味染みが良くなります。オススメの調理法です。

JR東日本のえきねっとQチケサービスが東京都区内にも拡大

JR東日本が展開しているQR乗車券サービスのえきねっとQチケがエリアを拡大し、2025年の10月からは郡山以南の東北新幹線沿線と東京都区内でも利用できるようになるそうです。

「えきねっとQチケ」サービスエリア拡大 東北エリアから首都圏へのご利用が便利になります![PDF/948KB]

[JR東日本Webサイト]

えきねっとQチケは昨年福島県に出かけたときに利用しましたが利用体験はなかなかいいものでした。QRコード読み取りということで反応速度面がNFCと比べてどうかなと思っていたのですが、特に違和感なく利用できました。チケットの購入もえきねっとチケットレスアプリでSuica特急券と同じような要領で可能なので便利に感じました。

JR東日本としては自社エリア全域にえきねっとQチケを展開することを計画しているそうで、今回のプレスリリースによれば2026年度下期には上信越エリアにも拡大、2026年度末をもって自社エリア全域で利用可能になる見込みということです。

今年の3月にSuica対応した長野駅の自動改札機もQRコードが読み取れる準備はされている様子だったので、長野県内でもQR乗車券が使えるようになるのが楽しみです。

AndroidタブレットをPC風に使う(PC風利用と相性の悪いアプリ)

Androidタブレットにキーボードとマウスを繋いでPC風に使う場合、組み合わせ的にどうしても操作が難しいアプリがあることが分かってきました。どうもピンチインやピンチアウトの多いアプリはマウスやキーボードで操作しにくいので相性が良くないようです。

アプリによるのかもしれませんが、マウスホイールやCtrlキーを押しながらのマウスホイール操作でピンチインとピンチアウトを代替できないとかなり操作性が悪くなってしまいます。

よく使うアプリの中ではGoogleマップがこれに該当します。地図の拡大縮小にピンチインやピンチアウトの操作を非常によく使いますが、マウスとキーボードでは操作が難しいようです。

Web版だと右下に拡大縮小のボタンがあるのですが、アプリ版にはないのでタッチ操作が前提になります。

スクロールも矢印キーでできないので、アプリ版のGoogleマップはタブレット本体を直接触って操作する方が断然におすすめです。

もっとも、Googleマップに関して言えばWeb版をブラウザで開くことができますし、Web版を開いたときにアプリにリダイレクトされることもないのでWeb版を使うのが良いと思います。マウスホイールやキーボードはPC同様に機能するのでストレスなく使えます。

ほかにも降雨状況を見られるアプリなども似たような感じでした。こういった地図情報や地図情報に何かの情報を付加して表示する系のアプリは相性が良くない傾向がありそうです。