月別アーカイブ: 2021年6月

長野県道55号(女沢橋交差点-坂上トンネル)

善光寺平から聖高原方面に向かう場合は国道403号がメジャーなルートですが、それ以外にもいくつかアクセスする方法があります。今回は戸倉上山田温泉から登っていく県道55号のルートを走ってみました。

頂上の標高が800mちょっとということで、聖湖を経由する国道403号より登る高さ自体は少なくて済みます。それでも総延長は7km前後、標高差は400m少々とかなり長い坂です。

最初の2kmほどは斜面に広がる住宅と農地の間を縫っていきます。中盤から後半にかけては本格的な山道となり、スイッチバック区間なども出現します。

しかし実は本当に手強いのは序盤の住宅区間で、ここが最も勾配は急です。最初の2kmをなんとかしのげれば、そこからは勾配がおよそ5%前後に落ち着きます。若干の平坦区間もあるので、比較的登りやすいのではないかと思います。

路面状況もかなり良く、オススメのルートです。注意すべき点としては頂上が坂上トンネルというトンネルになっていることです。

残念ながら点検廊しかなく、歩道設備はありません。延長が1.5km程度と長く、トンネル内も2%程度の緩い勾配がついています。交通量のかなり少ない道なのでそこまで高いリスクはないと思いますが、自転車側は極力目立つような工夫が必要になると思います。

こういった場合、私は良くトンネル開通以前の旧道を使うことが多いのですが、残念ながら旧道は道路状況悪化のため車両通行止めとなっています。

カレーの壺でタンドリーチキン

愛用の調味料、カレーの壺でカレー以外の料理を作りました。公式のレシピでも紹介されているタンドリーチキンです。

私の好みなのですが、パサパサになるまで焼いています。

カレーの壺とヨーグルトを同量まぜ、おろしたにんにく・しょうがと一緒に鶏肉に揉み込んで焼くだけです。揉み込んだ後材料を寝かさなくても大丈夫ですが、一晩冷蔵庫で寝かして調味料をなじませるとよりおいしくなると思います。

肉200gに対してカレーの壺は大さじ1でちょうど良い量です。

ぷらっとパーク(中央自動車道 辰野PA上り・下り)

一般道から利用できる”ぷらっとパーク”というシステムに対応した中央道辰野PAです。

県道19号に入口が面しています。位置的にはJR辰野駅の1km少々南側になります。

こちらは下り線です。長野道のみどり湖PA同様高速バスの停留所入り口を利用しているタイプです。下り線側にはコンビニがあります。

こちらが上り線です。上り線側にはレストランがあります。

七福の雪隠堂(飯山駅前公衆トイレ)

飯山駅前の広場にある公衆トイレです。飯山駅のお手洗いは構内にあるので道路から少々遠いですが、こちらは道路に面した広場にあるのでアクセスが良いです。

公衆トイレとしては破格のスペックです。

寺の町らしく広場には鐘や仁王像があります。広場自体も十分スペースが確保されているのでゆっくりできます。

男女別
小便器3
個室洋式1 和式1
多目的トイレ

カレーの壺で手羽中カレー

カレーの壺を使って手羽中カレーを作りました。

カレーの壺を元にカレーを作る場合は、 具材を炒める→カレーの壺を加えて炒める→牛乳でのばす→多少煮込んで味を微調整して完成 なので非常に簡単です。

本格的に作るならココナッツミルクを使うべきかもしれませんが、牛乳で作っても味はかなりそれらしいものになります。それらしさアップのために具材は鶏手羽中、タマネギ、パプリカの3点に絞りました。

今回、手羽中はコンロのグリル機能であぶったものを入れています。フライパンで焼くよりも火の通りがよく、身離れが良くなるように思います。

デジタル版長野県町村史

明治時代の長野県町村誌がデジタル化されて公開されたそうです。

『長野県町村誌』と明治初期の村絵図

[信州地域史料アーカイブ]

整備主体はNPO長野県図書館等協働機構の方々とのことです。

町村誌というのはその地域の地勢や産業、交通などをまとめた地誌的な資料です。明治時代に政府の指示で全国的に整備が行われたものの、大半は東京で保管されている時に関東大震災に遭い焼失してしまったそうです。

ところが、長野県の分については副本が長野県庁に保管されており、それを元に1985年に復刊したものが今回デジタル化されたそうです。

明治時代の行政区分なので、例えば長野市は存在せず、現在の長野市域は長野町+131村で構成される非常に細かい区分になっています。

個人的に興味があるのはやはり道路周りで、当時の主要道路の大まかなルートと規格を見られるのは非常にありがたいです。幅員は尺貫法表記なので、その点のみ注意が必要になります。

そのほか、主要な産物や神社仏閣の情報もまとめられているので、地域の歴史を知るのに役立ちそうです。

ちょっと面白いのは各町村とも最後の方で住民の気質について言及している欄があることです。大体似たようなことが書いてありますが、当時の様子を想像するのには良い材料です。

著作権もCC-BYの設定なので、非営利目的なら著作権者表示で自由度の高い利用が可能です。当ブログでも今後引用などでお世話になることがあるかもしれません。

ぷらっとパーク(長野自動車道 みどり湖PA上り・下り)

長野自動車道のみどり湖PAです。塩尻峠の塩尻側斜面にあるパーキングエリアです。長野自動車道はNEXCO中日本管轄のため、ぷらっとパーク対応の施設がいくつかあります。

みどり湖PA上り線の入口です。

みどり湖PAは高速バスの停留所になっており、ぷらっとパークの入口はこの停留所への出入り口をそのまま一般道からの利用者向けとして開放したものになっています。

みどり湖PAがある区間は長野自動車道が堀割になっているので、一般道からは長い下り階段を降りていくことになります。

入口のある側道と高速本線は結構な高低差があります。

上り線・下り線とも位置が近く、それぞれのPA設備もほぼ同一なのですが、強いて言うなら上り線の方が利用者向け駐車場に近く、利用しやすいのではないかと思います。

上り線の駐車場はPA入口のすぐそばです。
こちらは下り線の入口です。

伊那谷輪行ツーリング

先日南信方面に輪行ツーリングに行きました。

スタートは塩尻駅に設定しました。本当なら辰野駅辺りからスタートできると良いのですが、電車の乗り継ぎの都合で塩尻以南へのアクセスはあまり良くないので、この際塩尻で降りてスタートしてしまうことにしました。

スタートの塩尻駅です。

塩尻スタートの場合、冒頭に善知鳥(うとう)峠を越えていく必要があります。標高差は150mくらいで勾配もそこまでではありませんが、いきなり登りが始まってしまうので少々注意です。

善知鳥峠を下ると旧小野村に出ます。ここは古くから伊那側と松本側で領地争いが繰り広げられていたところだそうです。豊臣秀吉の時代に争いを収めるべく、村の中央を流れる川で領地を南北に分割し、その際に神社も2社に分かれたそうです。

現在も地域の中央に辰野町と塩尻市の行政界があります。2社ある神社の内、南側の矢彦神社は塩尻市側にありますが、神社の境内のみ飛び地として辰野町の所属となっています。

信濃国二之宮である小野神社です。
過去の領地分割の関係で小野神社と並んでいる矢彦神社です。

その後は国道153号を南下し、伊那新町駅付近で山側の県道203号に入りました。細かいアップダウンが多くなかなか走るのが大変でしたが、東側には谷の眺望が開けるので良い道路だと思いました。

ちょっと高いところから見る辰野の町並みです。
伊那谷らしい風景もたくさん見られました。
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タルタルーガに巨大サドルバッグを取り付ける

先日の輪行ツーリングでタルタルーガに巨大サドルバッグを装備して出かけましたが、取り付けるときに通常の取り付け方法が使えなかったので少々工夫しました。

通常であればバッグのベルトをサドルレールの後ろ部分に通すのですが、サドルがかなり前にセットされている上、シートポストの”ヤグラ”の形状もあってサドルレールにベルトを通すのがかなり困難です。

黄色く着色されているところが本来のベルトが通るスペースなのですが、サドルをこのくらい前にセットしてしまうと取り付けは厳しそうです。

困っていたのですが、あれこれ試していたらキャリアーに下側からベルトを通すことで固定できることを発見しました。

こんな感じで、キャリアーの内側から外に出るようにベルトを通し、締めればしっかりと固定できます。

ちょっとイレギュラーですが、固定方法としては全く問題ありません。キャリアーに乗っているおかげでロードバイクの時にあったバッグがタイヤに擦れる現象も発生しませんし、ストレスフリーな運用が可能です。他のサドルバッグでもベルトの長さがある程度あればこの方法が使えるのではないかと思います。

Vivaldi4.0がリリース

ついにバージョンが4台に到達しました。節目にふさわしい大規模なアップデートになっています。

Vivaldi 4.0をリリース:待望の翻訳機能を搭載し、ベータ版としてメール・カレンダー・フィードリーダーを公開

[Vivaldi blog]

翻訳機能

今回のバージョンからビルトインの翻訳機能が追加されました。翻訳機能はアドレスバーの右端にある”A”と”文”が並んでいるアイコンからアクセス可能です。

この翻訳機能はLingvanex社が提供しており、Vivaldi社のサーバでホスティングを行っているため翻訳した文章やWebサイトの情報を収集していないとのことです。4月にVivaldiはGoogleの新しい追跡型Web広告技術であるFLoCへの非対応を表明しましたが、今回の翻訳機能の実装においてもプライバシー重視の方向性を強く打ち出してきています。

メーラー・カレンダー・RSSリーダーが安定版に実装

試験的に実装されていたメーラー・カレンダー・RSSリーダーがベータ版に昇格し、設定画面から簡単に有効化できるようになりました。3点揃って”生産性機能”として実装されており、”設定”→”一般”→”生産性機能”→”メール、カレンダー、フィード機能を有効にする”にチェックを入れることで使えます。

メーラーと言えば思い出すのは昔のOperaです。元々Vivaldi自体がPresto時代のOperaの流れをくむブラウザなので、Operaに搭載されていたM2メーラー的なものを期待する声が大きかったのではないかと思います。

メーラーを少し試してみましたが、オーソドックスで使いやすく感じます。M2がなくなって以来メーラーはWeb版のものを中心に使ってきましたが、久々にブラウザ内蔵のものに戻しても良いかもと思わされます。