いつも行き帰りに輪行を伴うツーリングで起用しているタルタルーガを通常通り全て自走のツーリングで使用してみるとどうなるか試してみました。
色々な走行シーンがあった方が良いと思ったので、千曲川サイクリングロードを経て東御市の御牧ヶ原を含むコースにしました。御牧ヶ原は山岳というほどではないですが、結構急勾配の坂などもあって登り下りの試験には向いています。
良かったところ
振動の影響が少ない
タルタルーガは前後にサスペンション機構が付いていて、ロードバイクだと気になるような路面の振動もかなり吸収してくれます。単純に身体が楽なのも良いところですが、荒れた路面を見たときにそこまで悲しい気持ちにならないので精神衛生上も好ましいと思います。
ストップ&ゴーに強い
車輪が小さいためか止まっているところからのこぎ出しが楽に感じました。どちらかというと探検の比重が高いツーリングではこの特性を活かしてタルタルーガの起用はありなのではないかと思いました。
積載量に余裕がある
車両側面につけるパニアバッグこそ持っていませんが、キャリアーが付いているので巨大サドルバッグと荷造り用ベルトなどを持っていくとかなりの量のものが運べます。補給が薄い区間を走るときなどはタルタルーガが強いかもしれません。
イマイチだったところ
自分にはフレームサイズが少々大きい
今回一番検証したかったのはタルタルーガがどうも自分の体格に対してちょっと大きいのではないのかという点でした。輪行併用だとどうしても走行時間自体は短くなるので参考記録のようなところもありましたが、今回長時間乗車してみてやはり少々大きいことが確認できました。
タルタルーガはそもそもフレームサイズという概念がなく、ワンサイズでの展開になっています。それに対して私は身長で言えば10パーセンタイル値内、体重で言えば5パーセンタイル値内とかなり小柄なので、少々大きく感じるのも当然だと思います。
小径車ということで部品の選択肢は少ないですが、今の便利さを消さないような形でもうちょっと体格に合わせたアセンブルができれば輪行以外の場面でも起用が増やせるのではないかと思います。