月別アーカイブ: 2022年12月

皆神山

松代の南東方面にある皆神山を訪問しました。皆神山は松代の市街地背後にポツンと独立してそびえている山で、その立地と四角錐のような形状からパワースポットと呼ぶ人もいるとのことです。

車道で頂上付近までアクセスできます。路線としては長野市道松代東339号線という名称です。

路線延長としては1.6kmほどとそこまで長くはないですが、標高差が約200mあります。全線の平均勾配が12%近くあるというかなりの急勾配路線となっています。

頂上付近には皆神神社があります。
Q-S1の電子水準器を水平にして撮影した写真です。全線このような感じです。

実際に登ってみると路面状況がそこまで悪くはないので、純粋に勾配のみが通行における難しさの要因となっています。

急勾配のためかなりゆっくり登っていたところ、遅さが災いしたのかアブや蚊などの刺すタイプの虫に頂上に至るまでずっとまとわりつかれ、非常に苦しい走行となりました。路線全体通して日影が多いということもあって、虫の出る時期は要注意かもしれません。

私はこういった極めて急勾配の路線は好んで走りませんが、大体急勾配路線は路面状況が悪いところが多い中、比較的路面がきれいという点では貴重かもしれません。市街地にも近いので急勾配チャレンジが好きという方にはオススメできそうです。

Powershellでパスを結合する

Powershellを使っていると良くあるのがパスとフォルダ名や、パスとファイル名を結合するという場面です。ほとんどの場合パスやファイル名は変数に格納されているので、結合する時に少々工夫が必要になります。

例として、パスが”C:\hoge”でその中に格納された”piyo.txt”というファイルを開くコードを考えます。そのままパスとファイル名を結合すると間に\が無くて動かないので、何らかの方法で\を入れる必要があります。

力技

単純に文字列結合で行うのであればこんな感じになります。

[Powershell]
###パスとファイル名を結合して実行するスクリプト###
#パス変数
$Path = 'C:\hoge'

#ファイル名変数
$Filename = 'piyo.txt'

#パス結合
$Fullpath = $Path +'\'+ $Filename

#ファイル実行
#Invoke-Item $Fullpath

やっていることの分かりやすさという点では良いと思うのですが、結合する対象が3つ以上になると可読性が著しく悪くなるという難点があります。

Microsoft Learnのドキュメントに参考になる情報があったので、これを見ながら改良してみます。

文字列での変数の代入について知りたかったことのすべて

[Microsoft Learn]

変数を置換して結合

変数が含まれる場合でも、二重引用符でくくることによって変数を置換しつつ文字列結合を行うことができます。

最初のコードを書き換えるとこんな感じになります。

[Powershell]
###パスとファイル名を結合して実行するスクリプト###
#パス変数
$Path = 'C:\hoge'

#ファイル名変数
$Filename = 'piyo.txt'

#変数の置換を使ってパス結合
$Fullpath = "$Path\$Filename"

#ファイル実行
Invoke-Item $Fullpath

必ず二重引用符を使う必要があるというところがちょっと難しいですが、可読性という点では良いのではないかと思います。

Join-Pathコマンドを使う

パス結合用のコマンドがあるので、これを使う方法もあります。ドキュメント内で触れられている通り、この方法は\マークのことを気にしなくていいのが便利です。

[Powershell]
###パスとファイル名を結合して実行するスクリプト###
#パス変数
$Path = 'C:\hoge'

#ファイル名変数
$Filename = 'piyo.txt'

#Join-Pathコマンドを使ってパス結合
Join-Path -Path $Path -ChildPath $Filename

#ファイル実行
Invoke-Item $Fullpath

文字数的には冗長になりますが、パスを結合していることが明瞭なので分かりやすさはかなり優れていると思います。

○○について知りたかったことのすべてシリーズはオススメ

Microsoft LearnにKevin Marquette氏が書いているブログエントリが”○○について知りたかったことの全て”という題名で掲載されているのですが、いずれも非常に参考になります。

powershellexplained.com

[powershellexplained.com]

リファレンスほど難解ではなく、Kevin氏の私見も交えてコマンドや構文が紹介されているので今まで知らなかった記述方法やコマンドを知ることができます。

FL Studio 21がリリース

バージョン21がリリースになりました。バージョン20が出たのは3年前なので、久しぶりの1の位のバージョンアップとなっています。

新要素の紹介動画はていねいなこともあって24分近い大長編となっています。私もさっそくアップデートして新要素をチェックしています。

ブラウザの改良

ファイルやプラグインを検索できるブラウザが非常に使いやすくなりました。レイアウトが自由に変更できるようになったほか、要素にタグやお気に入りのスターをつけることができるようになり、コンテンツの検索性が良くなっています。

また、プラグイン用のライブラリのダウンロードもブラウザ内で行えるようになり、別途手動でコンテンツをダウンロードしてインストールする必要がなくなっています。

サンプル素材はフリーで使える物も多いので、特に何も買わなくてもものすごい数の管理をしなくてはいけません。ブラウザの検索性が良くなったことで、今まで埋もれていたお気に入り素材が発見できたりするのではないかと期待をしています。

新プラグイン

新しいプラグインとしてはリバーヴのLuxeverb、フェイザーのVintage Phaser、ディレイのMultiband Delay、そしてシーケンサーのVFX Sequencerが追加されています。

ディレイは周波数ごとにディレイの効き具合などを調整できるプラグインということで、パイオニアのDJ用エフェクターの様な雰囲気があります。DTM用だけあってかなり極端なパラメーター設定が可能で、単にディレイとしてではなく音色ごと変更するプラグインとしても利用可能です。

テーマカラー

画面全体の配色を設定できる機能が追加されています。FL Studioと言えば伝統的に明るめのグレー基調の配色がおなじみですが、プリセットには白基調のものなども用意されています。

気分が変わっていいかなと思って白基調のものを試してみましたが、私にはまぶしく感じてイマイチでした。デフォルトのカラーをちょっと変更して自分好みに使うくらいでも楽しいと思います。

Vivaldi5.6がリリース

バージョン5.6がリリースになりました。

デスクトップ版 Vivaldi 5.6 – Mastodon を導入

[Vivaldi blog]

VivaldiによるMastodonインスタンス

Twitterが買収され、様々な方針変更が伝わってきています。ここに来てTwitterライクなサービスとして一時期注目を集めたMastodonが改めて注目されているそうです。Vivaldiもこの機にMastodonインスタンス(Mastodonのサーバーのようなもの)を独自に立ち上げたということです。

今回のバージョン5.6ではサイドパネルからMastodonに直接アクセスが可能になっています。ブラウザの標準機能でMastodonクライアントを導入したのはさすがにVivaldiが初とのことです。

VivaldiのMastodonインスタンスにはVivaldiアカウントを使ってシームレスにサインアップが行えるということです。

タブスタックのピン留め

単体のタブに加えてスタックさせたタブを丸ごとピン留め可能になりました。昨今SaaSも様々なものが登場しており、このタブは常に開いておきたいというものも増加傾向なのではないかと思います。

常用するWebサービスのタブをまとめてピン留めしておくと、うっかり閉じてしまうことがなく便利そうです。

設定のカラー表示

ユーザーからのフィードバックに応えてVivaldiの設定項目もどんどん増える一方ですが、今回のバージョン5.6で設定の内容が整理され、カテゴリごとに色分けされるようになりました。

どこに何の設定があったかが直感的に分かりやすくなり、非常に良い改良になっていると思います。

Google Pixelシリーズの新機能

Google Pixelシリーズ向けの12月のアップデートでVPNを始め様々な機能が追加されています。

New features have arrived for the Pixel family

[blog.google]

トップニュースとしてはPixel7 ProおよびPixel7向けにVPN by Google Oneの提供が開始されたことが挙げられます。これは本来であればGoogle Oneで一定以上のグレードの契約をしているユーザー向けの機能ですが、Pixel7シリーズでは無料で利用することができます。

Googleでは公衆無線LANを利用するときの通信の保護などに利用できる等と利用イメージを紹介しています。

この他にも通話音声をクリアになるよう補正する機能などが展開されています。

今回のようなアップデートで機能が拡張されるので、新しいスマートフォンはなかなかいいものだなと思います。

長野県道414号柳沢バイパスの一部供用開始

今日12/6の9:30より、中野市内の長野県道414号バイパスの一部が供用開始になっているということです。千曲川右岸側での中野市-飯山市間のメインルートとなるルートです。従来は長野電鉄木島線が並行していましたが、木島線廃線後はその跡地の一部も利用する形でバイパスの整備が進んでいます。

この事業は2013年から継続して実施されているということで、かなり長いスパンで進められているようです。過去にもエントリにしたことがありますが、当ブログでの初出は2020年3月のことです。

こちらが2022/11/3の写真です。まだ舗装が終わっていません。
こちらが2022/11/30の写真です。工事は終わっていますが、まだ供用開始にはなっていません。

現道は住宅地の中をぬっていくちょっと狭い道路で、道路に対して大きな車も通るので四輪車だと不便を感じることがあるのではないかと思います。

柳沢バイパスが開通すれば前後の区間は既にかなりの高規格道路になっているので、千曲川右岸側でも中野-飯山-木島平-野沢温泉という交通ネットワークが便利になると思います。

信州キノコ村 甘シャキ味えのき

変わったキノコが販売されていたので購入してみました。信州キノコ村というブランドで展開されている野生種に近いエノキだということです。

一般的にエノキは白くて細い株が密生した状態で販売されているところ、こちらの製品は色は黄色から茶色に近く、一本一本が少々太めでまばらです。これは野生種と白いエノキの中間ならではの特徴だそうです。

単純にキノコそのものが太いので、エノキでありながら結構食感がはっきりしているところが優れています。鍋物にしてみましたがくにゃくにゃした感じにならず、おいしくいただけました。

昨今キノコ栽培では培地にコーンコブという飼料用トウモロコシの芯を砕いたものを使うことが多いそうですが、こちらのキノコ工場ではおが粉(おがくずの細かいもの)を使用し、培地の品質にも気を使っているということです。

戸倉上山田温泉のSDGs自販機再々訪

先日コーヒーを期待して購入したら甘酒が出た戸倉上山田温泉のSDGs自販機を改めて訪問しました。今回は無事にダイドーのブラックコーヒーが出ました。

ダイドーブレンドロゴの右下が凹んでいます。これで定価販売できなくなってしまうわけですからなかなか厳しいものです。

長野県の気候も完全に冬に切り替わった感があります。この日も橋の上や道路の端の方は凍結寸前という感じだったので、今シーズン自転車で屋外を走るのはこの回が最終回というところかと思っています。

野沢菜漬け2022-2

11月下旬に準備した野沢菜漬けですが、残念なことに水が上がって数日後に腐敗のため全滅しました。

漬ける量が少ないので毎回水が上がりにくいとは思っていたのですが、どうも早い段階で中層が腐敗しており、水が上がると同時に腐敗が全層に拡散したという経緯のようでした。

まだ野沢菜自体は入手できるので改めて新しい漬け物を準備しました。今回の失敗を踏まえて漬け物容器には漬け物用のポリ袋を被せ、必要に応じて仕込み後も塩分の揉み込みができるようにしました。

また、従来通り容器は洗浄後にホワイトリカーで殺菌を行ったほか、ポリ袋内部にもホワイトリカーを流して同様に殺菌を行いました。

加えて、漬ける段階で野沢菜には塩を振るのではなく、塩をすり込むようにして漬け込みを行いました。

毎回悩む水が上がらない問題ですが、一般的なレシピでは2-3日で水が上がるとされています。そのため、もし3日経過後に水が上がっていない場合は食塩水を追加して擬似的に水が上がった状態まで持っていくことにしました。これは”呼び水”と言われる技法だそうです。

4回目にして悲しい失敗になってしまいましたが、改良した手順がうまく機能するか試してみたいと思います。

ニチノウ食品 信州さっぱり漬けの素

余った野沢菜がまだ少し残っていたので、スーパーで漬け物の素を買ってきました。長野県南部の箕輪町にあるニチノウ食品の製品です。

これは粉末状の漬け物の素で、野菜にまぶして数時間置くことで簡単に浅漬けができるというものです。余った野沢菜の茎を小口切りにしたものと、同様に余っていた大根やキャベツを切った物を漬け物にしてみました。

先日切り漬け用に購入した圧縮式の漬け物容器を使いました。

6時間くらいあればほとんど完成と言っていいくらいに味がしみこみます。すぐに作れるのが便利です。

大根も千枚漬けのように薄く切れば簡単に浅漬けになります。

味の方はうまみのある塩味という感じで、クセがなく万民受けするフレーバーだと思います。メーカーのWebサイトでも紹介されていましたが、一緒にしょうがなど香味野菜を漬けると香りがついて違うバリエーションが楽しめるということです。

浅漬けの素といえばボトルに入った液状のものもポピュラーですが、あちらは容積があり、一旦開封すると冷蔵保存する必要があるという弱点があります。その点こちらの製品は粉末の入った小袋なので場所を取らず、乾物などと一緒に長期保存できるところが優れていると思います。