月別アーカイブ: 2024年8月

AMD Software 24.8.1がリリース

8/29付けでバージョン24.8.1がリリースとなっています。

AMD Software: Adrenalin Edition 24.8.1 Release Notes

[amd.com]

新規にサポートされているゲームタイトルは以下の4つとなっています。

  • Call of Duty: Black Ops 6 Open Beta
  • Concord
  • FINAL FANTASY XVI
  • Star Wars Outlaws

この他にHYPR-Tuneが強化され、HYPR-RX設定がゲームを起動したまま直接可能になりました。従来は設定変更後にゲームの再起動が必要でした。

Anti-Lag 2 がGhost of Tsushima DIRECTOR’S CUTに対応しました。これにより同タイトルの解像度4K、描画品質Very Highの状態で約28%入力レイテンシを軽減できるとのことです。

AI関連にもアップデートがあり、AMD向けに設計されている画像生成アプリのAmuse2.1.0に最適化が完了しているとのことです。Amuse2.1.0はFlux.1モデルに対応しているとのことですが、動作させるためにはVGAはRX7900以上、メインメモリが32GB以上必要とさすがになかなかの高スペックを要求するものとなっています。

Vivaldi6.9がリリース

デスクトップ版Vivaldiのバージョン6.9がリリースになりました。

デスクトップ版 Vivaldi 6.9 – タブのリネーム・ダウンロードパネルからのドラッグアンドドロップで、ひと手間減らす

[Vivaldi News]

今回のバージョンの目玉はタブのリネームが可能になったことと、ダウンロードパネルからダウンロードしたファイルを直接操作可能になったことの2点です。

タブのリネームについては従来よりタブグループであれば名前をつけておくことができました。今回の変更で単体のタブも自由に名前を変えられるようになったということです。

ほとんどのWebサイトでページタイトルは適切に設定されているとは思いますが、時折 ”○○の通販なら専門店のXX~ほげほげ・ぴよぴよ・ふがふが等取り扱い~” のように冗長なタイトルを持っているサイトもあります。そういった場合に任意の分かりやすい名前をつけておけるのは確かに便利そうに感じます。

もう1つのダウンロードパネルの変更は地味ながら結構作業効率に影響しそうな変更です。従来ブラウザ経由でダウンロードしたファイルはデフォルトで [ユーザー名]\Downloads のフォルダに保存されていました。いったんはどこかのフォルダにプールされ、その後目的の場所に移動するのが標準的な流れでした。

今回の変更でダウンロードが完了したファイルは、ダウンロードパネルから直接ドラッグ&ドロップできるようになったそうです。そのため一旦ダウンロードしたフォルダを見に行く必要がなくなり、ワンアクション少なく作業を完了できます。

リリース記事のタイトルにもあるとおりひと手間の削減ではあるのですが、感覚的には結構大きな効率化に感じられそうな変更です。

サイクリング中の天候観察

最近はスマホアプリでも天気情報が充実しており、中にはGPSと連動して雨雲の接近をプッシュ通知で知らせてくれるようなものもあります。

とは言え、あくまでレーダー雨量はレーダーでの観測値で、実際に現場で降っている感じとは多少の食い違いがあることもあります。やはりこういう時に頼りになるのは実際に観測することです。

長野県は高い建物がそれほど多くはないので、空の状況が遠くまで観察しやすいというメリットがあります。そのため、向かっていく先の雲行きが文字通りに怪しい場合、早めに引き返す判断ができます。

この写真で言うと向かって右奥の方に進んでいくと雨に降られそうです。
この写真も進行方向前方~右奥は雨の可能性が高いと思います。
こちらは逆のパターンで、まっすぐ坂を下りた先の市街地は晴れていそうです。

こんな感じで素人なりに気象観測しながら移動した方がより安全だと思います。特に夏場は急に天気が変わることもあるので、何となく走行せずに空の様子も随時チェックするのは重要だと思います。

Androidで就寝中のいびきを監視する

Androidの機能を調べていたら、健康管理目的の機能の中に面白そうなものがありました。

Android のおやすみ時間モードとは? 便利な活用シーンや設定方法を紹介

[android.com]

元々就寝中に通知が来るのが嫌だったのでお休みモードは使っていたのですが、別途許可することで「最近のおやすみ時間のアクティビティ」として就寝中の咳といびきを記録できることは今回初めて知りました。

スマートフォンのマイクが就寝中も動いているという点はちょっと気味が悪いですが、実験目的で数日運用してみています。

幸いにしてほぼ全く就寝中の咳やいびきは記録されていません。さすがに常用するにはちょっと抵抗のある機能なので、寝たつもりなのに寝不足だったり、起きた時点で疲労感がある時などにオンにして、ちゃんと寝られているかどうかの裏付けに使ってみようかと思っています。

長野県のツキノワグマ出没マップ

2024年はクマの目撃や被害情報が多いので長野県全県版のツキノワグマ出没マップがないものかと思っていましたが、ありがたいことに長野県の方でPDFの地図に情報をプロットしたものを作って下さっていました。

ツキノワグマ出没(目撃)マップ

[長野県Webサイト]

市町村からの報告があったものベースということなのでこれが全てというわけではないと思いますが、おおよその傾向をつかむには十分な情報量と思います。

長野県北部で見てみると高社山や湯田中周辺で集中的に目撃情報が掲載されています。同一個体を複数の人が目撃しただけという可能性もありますが、竜王スキー場のあたりは自転車で訪問することも多いエリアだけに頭に入れておきたいと思います。

件数は少ないですが鬼無里や信州新町でも目撃情報が掲載されており、中山間地であっても市街地でもない限りは基本的に遭遇リスクのあるものと認識しておいた方が良さそうな感じです。

手羽先と木綿豆腐の煮物

圧力鍋で鶏の手羽先を調理して、煮汁を使ってついでに木綿豆腐も煮てみました。

手羽先や手羽中オンリーのものは何回か作ったことがあったのですが、煮汁がちょっともったいないと思っていました。そこで、ついでに味のついた豆腐も作ってみたというのが今回の料理です。

それほどコツらしいコツはありませんが、木綿豆腐は事前に塩ゆでして水分を多少抜いておきました。また、豆腐が真っ茶色になってしまうのはどうかと思ったので、醤油をうすくち醤油にして元の色が残るように工夫してみました。色の割には味はしっかりついています。

善光寺白馬電鉄 山王駅跡地

かつて長野駅から裾花川沿いに鬼無里方面へ線路があったという善光寺白馬電鉄という鉄道路線があります。鉄道は昭和初期のわずか数年間運行され、第二次世界大戦の戦況悪化に伴い休止、そのまま廃止となってしまったようです。法人自体は現在も社名そのままに存続しており、トラック輸送を行っています。

鉄道遺構のようなものが残っていないかと調べ物をしていたのですが、市街地のアクセスしやすいところには分かりやすい遺構は残っていないようでした。そんな中で割とそれらしい遺構としては山王駅跡地が挙げられます。

[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]

青い線が当時の線路で、黄色い矢印で示した箇所が山王駅と手前の立体交差と思われる場所です。山王駅は現在の長野市立山王小学校の校舎とグラウンドの間にあったようです。

駅は築堤の上にあり、道路からは階段を登ってアクセスするようになっていたようです。当時のものと思われる階段が現在でも確認できます。

階段は道路からフェンスで仕切られているので登ることはできません。

築堤の上にあったのであれば手前の道路とは立体交差になっていたはずなのですが、廃線から時間が経っていることもあってか橋台などの遺構はもう残っていません。

痕跡のようなものはありますが、一見して鉄道遺構には見えません。

立体交差になっていたことの確認と築堤区間がどこからどこまでだったのかを調べてみたかったので、国土地理院の古い航空写真を使って実体視をしてみることにしました。

空中写真の実体視

実体視について

実体視というのは空中写真判読に使う写真の見方で、移動しながら連続的に撮影された2枚の空中写真の1枚を左目で見て、もう1枚を右目で見るという技術です。

このような見方をすると脳内では写真が立体的な像として認識されるので、平面の写真からでも建物や地形の様子を把握することができます。鉄道の築堤は比較的大規模な構造物なので、写真の縮尺次第ですが実体視すれば判読可能なことが多いです。

実体視は裸眼であれば簡単に言うと”寄り目で見る”ことにより可能です。ただし人によっては難しい場合があります。実体鏡という専用の器具を使う場合もあります。

写真の準備

写真は連続して撮影された隣同士の2枚が必要になります。国土地理院の空中写真閲覧サービスでちょうど良さそうなコースを探します。

[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]

今回の場合は1965年撮影のMCB656X-C8-11とC8-12(図中の7番と2番)を使用します。これであれば隣同士で撮影コースも同一なので実体視ができます。

空中写真をダウンロードしたら、画像ビューアーでそれぞれの写真を開き、目的の場所を拡大表示します。そして、西側の写真(今回の場合MCB656X-C8-11)は画面左側に、東側の写真(MCB656X-C8-12)は右側に配置します。

実体視する

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Vivosmart4を工場出荷設定に戻す

長らく使っているGarminの活動量計Vivosmart4なのですが、定期的にアプリに送られてくるデータに欠損が生じたり、あるいは数秒というごく短時間のアクティビティが勝手に記録されるようになることがあります。

原因は良く分からないのですが、こういった時には本体を工場出荷設定に戻すことで解決しています。

【手順】

  1. 本体で設定画面に入る
  2. “i”のアイコンを選択
  3. “リセット”を選択
  4. “データ削除と設定リセット”を選択

終わったらスマホアプリのGarmin Mobile Connectで再度セットアップをすれば完了です。本体の設定はアプリ側で保持されているので、同一端末の場合は再セットアップしてもアラーム設定や表示設定が残ったままです。

改めて設定する項目がないので気軽にリセットしてリフレッシュすることができます。

使っていると不調になってきてしまう理由は原因が良く分からないのですが、VivosmartはPCのように定期的に再起動するようなデバイスでもないので、長時間稼働の悪影響ではないかと思っています。

鶏もも肉の照り焼き

お弁当用に鶏もも肉の照り焼きを作りました。事前にタレに肉を漬け込んでオーブンで焼くことで、冷めても味がしっかり感じられるように工夫してみました。

冷蔵庫にネギの青い部分がちょっと余っていたので、香り付けに加えてみました。ネギの青い部分は切っていくと謎のネバネバした物体が出てくるので心配になりますが、あのネバネバは栄養価が高く、食べても無害どころか役に立つものだそうです。

ただ薬味として使うとなるとネバネバはちょっと困るので、こういった感じでタレに混ぜてしまうことが多いです。こうすると気にならないので無駄なく使えます。

Raspberry Pi Zero WHでUSBハブを使う

室温記録用に使っているRaspberry Pi Zero WHは普段はネットワーク経由でリモートメンテをしています。今回ローカル環境で画面を見てみたくなったので、ミニHDMIケーブルとUSBハブを接続してみました。

しかしこの状態では電源は投入できたのですが正常にOSが起動するところまで進めませんでした。

調べてみたところRaspberry Pi Zero WHのUSBポートは電力供給がとても少なく、簡単なUSB機器1個をつなぐと容量がギリギリになってしまうようです。そのため、バスパワーのUSBハブを使用すると電力不足で正常に動作しなくなってしまうようです。

あいにく手持ちにセルフパワー式のUSBハブがなかったので今回はローカル環境でのメンテナンスは断念することになりましたが、電力事情がかなりタイトというのは覚えておきたいと思います。