投稿者「heboDJ」のアーカイブ

サーモス FJF-580

今年の夏期の自転車ツーリングでは表題の真空断熱ボトルを利用しました。

真空断熱ボトルではおなじみのサーモスの製品です。この製品は自転車用に設計されていて、一般的なスポーツバイク用のボトルケージに収まる寸法になっています。

本体にはくびれている部分がありますが、ここにボトルケージの出っ張っているところが引っかかり、保持されるようになっています。この部分は表面にシリコンゴムのような素材が貼ってあり、走行中の振動で音が鳴らないように配慮されています。

容量は580mlで冷・温両方の温度に対応します。飲み口はワンタッチで開放できますが、ロック機構もあるので走行中には飲まずに止まって飲んだ方が安全だと思います。

本体重量は280gと通常の樹脂製ボトルに比べるとかさむものの、暑い日の走行では冷たい飲み物が飲めるのがとてもありがたいです。何かで計測をしたわけではありませんが、水分の吸収も何だか良く感じるくらいです。

少しでも軽量を求める方にはオススメしづらい製品ですが、そういった部分にこだわりのない方には是非オススメです。温かい飲み物も入れられるそうなので、シーズン終わりには白湯などを入れる実験もしてみたいと思っています。

長野電鉄の古い架線柱

長野電鉄の都住駅-桜沢駅間にある4種踏切の写真を撮りました。この踏切は前後が大きめのカーブになっていて、電車を見学するにはなかなか良い場所です。

踏切の名前を記録してくるのを忘れてしまいました。

上の写真は桜沢駅方面です。

写真を撮っていると架線柱にタグのようなものがついていることに気がつきました。

これです。”河東線 小六三 大14.12″と読めます。

以前存在した河東線の名前が入っていますが、河東線は信州中野-木島までだったのではないかと不思議に感じました。帰宅してから調べてみたところ、長野電鉄は当初屋代-信州中野間で運転されており、そちらが河東線、その後開業した権堂-須坂間が長野線とされていたそうです。

全線電化したのは大正15年の初頭ということなので、設置年月が大正14年12月というのも納得です。

全部の架線柱がそうではないらしいのですが、この場所のように長野電鉄では開業当時の設備が現役で稼働しているのをよく見かけます。創業者の神津氏は非常に倹約家だったと本で読みましたが、その一方で先行投資は大胆に行う側面があり、当時としては珍しかった鉄製の架線柱も「長く使えて結果経済的」との判断で導入されたものだそうです。実際100年近く使えているので素晴らしい先見の明だと思います。

甜麺醤のスープ

もやしと余った野菜があったので甜麺醤で味付けした汁物にしてみました。

甜麺醤というとよく使われるのは回鍋肉のような中華風味噌炒めのような料理です。とは言え、甜麺醤は小麦を原料にした発酵調味料で要するに味噌のようなものなので、汁物に使ってもそこまでの違和感はありません。

日本の大豆を原料とする味噌と比べると塩気が少々少ないので、甜麺醤と醤油を合わせる等して味を調えると良いと思います。

米びつに虫が発生する

残念なことに米びつに虫が発生していることに気がつきました。過去にも経験があるのですが、発生したのはコクゾウムシと思われます。

買い置きしていたお米に虫がわいていたが、どうすればいいですか。

[農林水産省Webサイト]

原因には心当たりがあります。折からの米不足で、今米びつに入っているお米は買ってからまあまあ期間の経っているものです。通常はもうちょっと早く食べきってしまうのですが、今年は米が手に入りにくかったので消費を節約した結果、1回の購入分を長く使うことになってしまいました。

米びつに同じロットのお米がずっと入っていたのが原因ではないかと考えています。

幸い大発生という感じではないので、炊飯時にしっかり目に研いで虫を除去すれば問題ないというレベルです。

長野電鉄木島線 赤岩駅跡

よく自転車で通過する長電木島線・赤岩駅の跡をせっかくなのでゆっくり見てみることにしました。

駅跡地付近は県道414号という道路が通っています。この区間は木島線の線路跡を利用して道路が敷設されているため、線形が非常に良いのが特徴です。

中野市北部公民館が道路沿いにあり、信号機のある赤岩という交差点になっています。

長電バスのバス停もあります。長電バスは中野木島線というバス路線を運行しており、この路線が木島線の代替交通という形になっています。平日であればお昼前後を除いて1時間に1本運行されているので、まあまあの頻度と言って良いと思います。

線路跡が道路に転用されていることもあって、あまり鉄道駅らしい痕跡を発見することはできません。強いて言うなら変な向きで設置されている高社山の登山案内看板が挙げられます。

写真右奥のものなのですが、道路と逆向きに設置されています。現在は何もないですが、恐らく看板の向いている方に駅舎の出入り口があったのではないかと思います。

Logicool G703がスリープ中に光るのを止める

普段使っている無線マウス、Logicool G703はゲーミングデバイスということもあってマウスの背中にあるロゴがマルチカラーLEDで発光します。

面白い機能なのですが、少々困るのがPCがスリープ中も発光してしまうことです。PCのある部屋で寝ていると気になるのと、単純にバッテリーがもったいないので発光を止める方法を探してみました。

使用中の発光制御についてはマウスのプロファイルで設定することができます。こちらを発光オフにすると使用中であっても光らないようにできます。

使っていない時の発光制御はちょっと分かりにくい場所にあります。

Logicool G HUBを開いて、左上のメニューボタンを開きます。メニューの中から設定を選択します。

次の画面でマイデバイスを選択して、目的のマウスの絵を押します。絵自体が設定画面への入口になっています。

設定画面が開くので、中央下部にある未使用時ライトという欄で設定ができます。輝度をゼロに設定した上で、開始時間を保持しないとすると、スリープやシャットダウンを行った際に直ちに発光無しの状態に遷移します。

CR2032と同じ寸法の自立型給電モジュール

コイン電池CR2032と同じスペックを持った自らが給電できるモジュールということです。

太陽光発電パネルとBluetooth LEを搭載したコイン電池型モジュール

[PC Watch]

寸法や出力電圧はCR2032に準拠し、バッテリーではなく太陽電池を搭載することで自らが発電して給電を行えるということです。あわせてBluetoothの低電力消費規格にも準拠し、通信を行うこともできるそうです。

面白いのは想定用途に”自転車アクセサリー”がうたわれていることです。確かに趣味で自転車に乗っているとCR2032を何かとよく使います。

用途としては回転センサーやライトなどが代表的です。この装置は太陽電池を使うので適用する機器のCR2032が収まる場所に太陽光が当たる必要がありますが、機器側が対応できればバッテリーの交換が不要なスピードセンサーやライトなどが実現することになります。結構電池交換はわずらわしい作業なので、期待したくなる装置です。

中古PC(DELL Optiplex 7060 Micro)を購入

先日偶然通販サイトで表題のPCが14,000円くらいで販売されていたので購入しました。販売していたサイトはQualitというサイトで、横河レンタ・リースが運営している販売サイトです。

厳選した中古パソコン、中古PCのクオリット

[Qualit販売サイト]

横河レンタ・リースはその名の通り法人など大規模にPCのレンタル事業やリース事業をしていますが、PCの買い換え時期などにリースアップしたPCやレンタル終了になったPCが返却されてきます。中でも状態の良い物をリフレッシュして一般個人向けに販売しているということです。

今回私が購入したDELLのOptiplex 7060は2018年発売の製品で、CPUは第8世代Coreが入っています。ギリギリWindows11へのアップデート要件を満たしています。ストレージはSSDで256GB、メモリは4GBx2で8GBのスペックとなっています。

本体にこすれなどもなく、とてもきれいです。

本体はマイクロフォームファクタなのでハードカバーの本より少し大きいくらいです。

中古品で、しかも私が購入した商品はワケあり品という品質等級のないものでしたが、届いた商品を見るに非常にきれいでした。単に良い個体が送られてきたのか、あるいは横河レンタ・リースの選別基準がとても厳しいのではないかと思います。

とても安かったのでほとんどジャンク品のようなものかと思っていましたが、クリーニングの内容も含めて商品の品質はとても良いものでした。

本体やACアダプタには横河レンタ・リースのシールが貼ったままで届きます。
マウスやキーボードの梨地処理が剥げていなかったので、この個体はそれほど使われていなかったのではないかと思います。

起動してみたところWindows10の1809が入っていました。まだEdgeがBlink版だったりして懐かしいバージョンです。一応2024年9月時点では22H2にアップデートすればサポート期限内で使うことができます。

とりあえずそのままWindows10で使用していますが、将来的には多少メモリを増強してWindows11のサブ機にするか、または適当なLinuxのディストリビューションを入れて使ってみようかと思います。

他にも世代は古いものの格安な商品が色々あったので、何か実験用のPCが必要なときなどは重宝しそうなサイトです。軽量なノートPCを購入してChromeOS Flexで再生させるなども面白そうです。

スチームオーブンレンジで揚げ物を作る

我が家のスチームオーブンレンジNE-BS658-Kで揚げ物っぽい料理が作れるらしいことが判明したので、製品付属のレシピ本を参考にしてズッキーニの天ぷらを作ってみました。

揚げ物を作る場合は素材に油を絡め、薄力粉をはたいてグリル機能で焼くことで揚げ物のような感じにするのだそうです。

粉と油を素材にまぶしていきます。

油に浸しているわけではないのでカリッとするのが特徴とあり、期待できます。

実際に10分前後加熱してみたところ、それらしい色味にはなりました。ただしこの段階ではまだ衣部分がかなり油っぽく、生焼けという感じでした。

色はおいしそうなのですが、この段階では衣はベタベタです。

もう10分程度加熱したところ、今度は色が焦げ気味になってしまいましたが食感としては想定していたとおりになりました。

色がまずそうになってしまいましたが、味や食感は期待通りになりました。

油の量はレシピ本に載っていた”かき揚げ”を参考にしてみたのですが、ズッキーニ単体に対しては油の量が多かったかもしれません。オーブンで野菜の天ぷららしきものが作れるのならかなり便利だと思うので、調理法をもうちょっと研究したいと思います。

長野-高崎間を在来線のみで移動する

高崎に行く用事があったのですが、時間的にだいぶ余裕があったので長野から高崎まで新幹線を使わずに移動してみました。

長野から高崎までは元々信越本線で1本でしたが、北陸新幹線の開業に伴い横川-軽井沢間が廃止となり、あわせて篠ノ井-軽井沢間は第三セクターのしなの鉄道に移管されました。

鉄道の廃止された横川-軽井沢間については代替交通手段として路線バスが出ているので、これを使うと信越本線→しなの鉄道→路線バス→信越本線という組み合わせで高崎まで移動することができます。

長野-軽井沢

長野-軽井沢間は信越本線としなの鉄道で移動します。JRと第三セクターの路線が分かれているのですが、運行は一体になっているので軽井沢・小諸方面に向かう列車に乗ればOKです。長野から軽井沢まで直通する列車もそれなりに設定されています。

長野駅の在来線改札口です。

長野から上田までは平日・休日問わず輸送密度がかなり高い区間ですが、上田以東は比較的閑散とした雰囲気になります。道中では各駅で国鉄時代からの鉄道設備が色々と確認でき、興味深いです。

私が乗ったときには車両が115系でしたが、115系にはトイレ設備がないので少々注意が必要です。長野から軽井沢まで通して乗る場合は1時間半前後の旅になるので、お手洗いは事前に済ませておいた方が良いと思います。

人気の115系ですがお手洗いはありません。

軽井沢駅

しなの鉄道の軽井沢駅は旧駅舎が復元されており、レトロな雰囲気の改札や待合室があります。また、構内や周辺には碓氷峠で使用されていた電気機関車EF63の保存車をはじめとした鉄道関連の展示物が数多くあります。駅設備そのものも含めると駅だけでも結構な見応えのある場所です。

軽井沢-横川

軽井沢からはJRバス関東の路線バスに乗り換えます。路線バスという表現をしていますがバス自体は横川駅への直行便で、途中の停留所はありません。

事前におつりのないように運賃を準備しておくとスムーズです。

バスは高速バス用の車両が使われています。運賃は520円で、現金前払いとなっています。

ダイヤは軽井沢駅・横川駅それぞれで鉄道と連絡ができるように組まれているので、乗り継ぎで長時間待たされるようなことはないようです。

乗車時間は40分弱と言ったところで、国道18号の碓氷バイパスを通るルートで横川駅に向かいます。碓氷バイパスを通る場合でも横川方面へは片勾配の峠なので、頂上を過ぎてからは長時間の下りが延々続きます。しかしドライバーの方はさすがの技術で、危なげなく下りの峠道を下っていきます。

バスは横川駅すぐ横の駐車場に到着します。

横川-高崎

横川から高崎までは改めて信越本線での移動になります。横川駅は今でもかなり大規模な駅設備を有していて、駅自体がかなり興味深いスポットです。バスとの乗り継ぎが良かったので残念ながら納得いくまで探検とはいきませんでしたが、改めて見に来てみたい駅だと感じました。

設備はかなり撤去されているそうですが、それでも大規模な駅に感じました。

到着

こうして無事に高崎に到着しました。時間はおおよそ3時間程度かかり、運賃は全体で2,696円となりました。新幹線を利用する経路に比べると大ざっぱには2時間程度多くかかり、2,000円程度運賃が安いということになります。

節約目的で選択するには時間のロスが大きい気がするので、あくまでも旅行や公共交通機関に関心のある人向けの経路という感じではありますが、路線バスも含めて一定の便数が確保されているので実用的なルートであることは確認できました。