投稿者「heboDJ」のアーカイブ

DSP版Windows10のパッケージ

今回PCをリニューアルするに当たって、かなりの数の部品が入れ替わるのでWindowsのライセンスも新たに調達しました。

Windows7時代はDSP版であってもDVDのトールケースに入っての提供だったと思うのですが、Windows10はレターサイズくらいの厚紙のスリーブに入っているだけという非常に簡易なパッケージです。

注意したいのがプロダクトキーです。プロダクトキーは内側のスリーブについているスクラッチを削ると確認できるのですが、爪で軽くこすっただけで削れてしまったので驚きました。この件についてはインプレスさんで過去に記事にもなっていました。

削る時は要注意、DSP版Windows 10のプロダクトキーがスクラッチ保護に

[AKIBA PC Hotline!]

スクラッチ式というとお店のキャンペーンでもらえるくじや小規模な宝くじのものを想像することが多いと思うのですが、あれほど力を込めなくても触るだけで削り取れてしまうくらいのものです。

意外にハマりやすい罠だと思うので、今後DSP版Windowsを使って自作をする方は頭の片隅に留めておくと良いのではないかと思います。

Vivaldiの64bit版

Vivaldiはダウンロードページの”無料ダウンロード”ボタンからダウンロードすると32bit版がダウンロードされますが、Windows用の64bit版も用意されています。

Vivaldiサイトのトップページにはリンクがありませんが、ダウンロードページに行くと他OS用と一緒に置いてあります。

最近気づいたので64bit版を試してみていたのですが、どうも32bit版よりパフォーマンスが良さそうなので、Googleが提供しているブラウザ用ベンチマークである”Octane2.0″で数値を取ってみました。

Vivaldi 1.11(32bit): 29,175

Vivaldi 1.11(64bit): 32,375

【参考】Edge 40(64bit): 32,378

【参考】Google Chrome 60(64bit): 32,130

【参考】Firefox 55 (64bit): 29,127

明らかに体感で速いな、という印象だったのですが、ベンチマークの数字でも差が出ました。かつてはVivaldiの64bit版はベータ版のような取り扱いだった記憶があるのですが、今は製品版として提供されているようですし、特にこだわりがなければ64bit版の方が快適に使えるのではないかと思います。

鶏の胸肉の切り方

鶏肉のメジャーな部位といえばやはりもも肉だと思いますが、胸肉も安くて助かる部位です。しかしながら、胸肉というと固くて食べにくい、パサパサになるなどのイメージがあります。

最近ネットで料理の基本的な技術を調べていたら、食べやすさについては切り方次第で結構変わるんだそうです。

結論から言うと、”肉の線維に対して極力垂直に切断する”のが食べやすいカット方法なんだそうです。

文字だけで説明してもよく分からないので、分かりやすくするためにさけるチーズを使って説明します。

さけるチーズはこのように長辺に沿って繊維が走っており、これに沿って裂くことができるというものです。

繊維に沿って垂直に切るというのはこのように、切った破片1つに含まれる繊維の長さが短くなるように切っていく切り方を指すようです。つまり、短い繊維が集まっていればOKということです。

逆に、このように破片に含まれる繊維の長さを長くしてしまうと噛み切りにくく、固く感じてしまうそうです。上の写真と破片1つのサイズはほとんど同じですが、下の写真の方が繊維が長くなっていることが分かると思います。

あとは鶏肉の繊維の方向を読み取ることですが、これがなかなか慣れないと難しいです。さけるチーズのように一方向ならいいですが、鶏の胸肉を1枚まるごと買うと、必ず途中で繊維の走向が変わる場所があります。この辺もよく観察しつつ切っていくことが必要です。作業場を明るくすると読み取りやすくなるので、流しの上についている蛍光灯などを昼間でも点灯してみると作業がしやすいです。

実際に筑前煮の材料に使う鶏肉をこのパターンで切った鶏肉にしましたが、固く締まった感じになるでもなく、比較的食べやすかったので驚きました。もちろんもも肉を逆転するほどではないのですが、これを覚えておくと胸肉を有効活用できそうです。

Ryzen機の組み立てで発生したトラブル

久々のマザーボードごと更新だったので結構トラブルがありました。忘れないうちにまとめておこうと思います。

BIOSが最新版ではなかった

さすがにBIOS更新も落ち着いているだろう…という安易な考えでいましたが、購入時点でのBIOSバージョンは0612(2017/05/24)でした。過去にBIOSが古くてクロックが800Mhz固定になる不具合を経験していましたが、その時のことをすっかり忘れていました。

ただ、BIOSが古かったことによる不具合はなくて一安心でした。しかし8月中にさらにBIOSが2回も更新されており、まだまだBIOSが落ち着く気配はなさそうです。

 

M.2 SSDの取り付けネジが行方不明になる

今回初めて触ったM.2 SSDですが、これは取り付けにネジ台座とネジが必要になります。

マザーボード上にこんな感じで穴が空いていて、M.2 SSDのサイズに応じてネジ台座を取り付けます。全長が長いものほど左のネジ穴を使うというわけです。

台座がついたらM.2 SSDをコネクタに取り付けます。すると、マザーボードに対してM.2 SSDがちょっと浮いたような形になります。その後、M.2 SSDをマザーボードに沿わせるように軽く押さえて、ネジで固定すればOKというわけです。

このネジは非常に小さいものなので、最初マザーボードの箱から見失って慌てました。探してもなかなか出てこないので、もしかしてネジ台座とネジは別に買っておくのが常識なのかと一瞬思いました。

ただマニュアルの内容物を見ると間違いなくネジが入っているはずなので、落ち着いて探し直し、無事に発見しました。

袋に入っていても非常に小さいものです。取り付けるときは精密ドライバーがあった方が良いです。

 

2.5インチSSDを認識しなくなる

起動ドライブは上記のM.2 SSDにして、今まで使っていた2.5インチのSSDはサブのデータ置き場として使う予定でした。ところが、接続してみると以下のような事象が発生しました。

  • そもそもBIOS上で認識しない
  • かと思いきや、普通にWindows上で認識することもある
  • 認識したときにデータをコピーすると、途中でエラー終了する

推測なのですが、M.2 SSDが使っているPCI Expressの帯域とSATAが使っているPCI Expressの帯域に重複があり、このような不具合が生じたのだと思います。他のマザーボードでの例をネットで調べてみると、全ポートが排他仕様になるわけではなく、一部ポートだけ使えることが多いようなので試してみました。

結果、ポート6に接続したところ元気に動いています。これでマシン全体のストレージ容量は750GBになったので、かなり余裕ができました。

 

改めて振り返ってみるとM.2 SSDにずいぶんやられた感じがします。初導入だったのでしょうがない部分もあるのですが、もうちょっと事前のリサーチが必要だったように思います。

Certutilコマンドでファイルのハッシュ値を確認する

Windows10のディスクイメージなど、破損や改ざんが気になるファイルについてはハッシュ値を確認したくなるものです。

私の使っている圧縮・展開ソフトは7zipなので、右クリックメニューから”CRC SHA”を選ぶことでハッシュ値の計算は簡単にできます。ただ、値のコピペができないので比較するときにちょっと面倒に感じていました。

Windows10に標準でついているCertutilコマンドでもハッシュ値を求められるそうです。

WindowsでMD5/SHA-1/SHA-256ハッシュ値を計算してファイルの同一性を確認する

[@IT]

コマンドでハッシュ値を確認するのはWindowsではできないと思っていたので意外でした。コマンドが使えるということになると、

C:\Users\[ユーザ名]>certutil -hashfile hoge.txt >hash.txt

(ユーザ名フォルダ直下の”hoge.txt”のハッシュ値(SHA128)を求め、結果をhash.txtに記入して同フォルダに出力)

などというコマンドにアレンジして、結果をテキストに出力することも可能です。これは重宝しそうです。

当blogを常時SSL接続にしました

当blogで常時SSL接続を行うように設定を行いました。個人の日記帳でそんなことしなくても…という気はするのですが、以下の理由からSSL化することにしたものです。

ログイン情報が非SSL通信だったこと

記事を書くに当たってはログイン作業が必要になります。個人の日記帳ではありますが、ログイン情報や問い合わせフォームの情報が平文で流れるのはどうかな、とかねてから考えていました。

例えばですが、サイトを改ざんされて不正なスクリプト置き場にされたりすると当blogが加害者になってしまいますのでこれは好ましくありません。

ちなみにSSL化の計画はちょっと前から考えていて、2013年に共有SSLを導入しようとしました。しかしこの時は自分で自分をロックアウトするという失態をやらかしました。

 

そのうちアドレスバーに”安全ではない接続”等の表記がされないか心配なこと

近年インターネットにおけるSSL通信の割合は増加傾向で、ブラウザベンダも将来的にはHTTP接続すべてについて警告を出すことを検討しているようです。

Googleの場合はこんな風に計画を表明しています。

Moving towards a more secure web

[Google Security Blog]

せっかく見に来ていただいた方にはコンテンツを楽しんで帰っていただきたいと思っているので、アクセスした瞬間「なんか危ないサイトなのかな」と思われるのは好ましくないと思いました。

 

SSL証明書が意外に安価だったこと

独自ドメインに適用可能なドメイン認証のSSL証明書は、最低でも年額数万円くらいのコストがかかるものと思っていました。ところが、お世話になっているさくらインターネット様が取り扱っている証明書ラインナップの中に”ラピッドSSL”という安価なものがあり、これなら導入可能と判断しました。

月額100円くらいの維持費で導入できるので、自分のドメインの証明とSSL通信用であればこれで十分と判断しました。

 

さくらインターネット様がWordPressをSSL化するプラグインを用意してくれたこと

WordPressのSSL化に当たっては、htaccessの編集や既存の絶対パスの書き換えなど面倒な作業が発生するのですが、これをワンタッチで済ますことができるプラグインをさくらインターネット様が用意していました。これでハードルがかなり下がった感じがしました。

というわけで無事に導入できて一安心というところです。

 

X370チップセットの温度

先日組み立てたRyzen機なのですが、マザーボード読みでチップセット温度が50℃~60℃と結構高い値を示しています。一応ケース内は前方吸気-後方排気の1方向の空気の流れができていますが、気分的に安心できなかったので前面の12cmファンをチップセットの横に移植しました。

元々VGAをコアだけ水冷化していて、VGAの電圧レギュレータなども風を当てないといけなかったので、チップセット冷却とVGA冷却の一石二鳥を狙いました。

こんな感じになりました。せっかく水冷なので水冷化できるといいのですが、最近は汎用のウォーターブロックというものがあまりないのでちょっと大変そうです。既存のヒートシンクの上にさらに大きいヒートシンクを貼るのも考えましたが、美観的にどうかなというのもあり、未実施です。

とりあえず風を当ててみたところ50℃前後で安定しているので、これでしばらく行ってみたいと思います。ファンの回転数はUEFIの詳細設定でチップセット温度連動のPWM制御にしているので、冬場はさすがに静かになると思います。

空心菜炒め

中華料理やタイ料理のお店で良く出てくるメニューです。

ちょっと前まではレア野菜っぽいところもあったのですが、最近入手性が良くなったように感じます。そのせいか、価格も安価になってきているように思います。

本格的に作るなら味付けはナンプラーとかを使うのだと思いますが、醤油と酒でもおいしく作れます。味決めに自信がなければ化学調味料をちょっと足すと味が安定します。

お店で出てくるような鮮やかな緑色にしたいと思って試行錯誤しているのですが、どうしてもこんな感じで黒~茶色っぽいできあがりになってしまいます。

手早く炒めるのが重要なのではないかと思っているのですが、なかなかうまくいきません。練習しがいのあるところも面白いです。

夏の長雨と野菜の価格

曇りや雨の日が多いと思っていたら、関東地方の降雨の連続は記録的なものになっているようです。涼しかったりダムの水量が貯まるのは結構なことだと思いますが、ここまで雨が降って気温が低いと、農作物への影響が心配になります。

時々チェックしている東京の青果物市況の情報を見てみると、まだ8月上旬分までしか集計されていないので、それほど異常な価格の推移は見られません。ただこれから収穫される農作物は分かりません。

昨年に引き続いてこのようなにんじんが売り場に登場するのでしょうか。(コーラの缶は250ml缶です)

1人なので野菜が高くても家計にそれほどダメージがあるわけではありませんが、何となく損したような気分になるのが困りものです。

Radeon RX Vegaが登場

かねてより情報の入っていたRX Vegaがまずはハイエンドから登場です。

Vega 64は21日に発売予定ですが、さっそくベンチマークの記事が出ていました。

AMD久々のハイエンドGPU「Radeon RX Vega」シリーズをテスト

[PC Watch]

ハイエンドの製品は2015年にFuryがありましたが、2016年はローエンド~ミドルレンジのRX 500系の投入のみだったので、2年ぶりの投入となっています。

絶対的な性能ではやはりGeforce1080や1070が優秀な印象ですが、Radeonも勝負ができるくらいの内容を整えてきたという印象です。ドライバの改善で多少の伸びしろはあるでしょうし、そのあたりの熟成にも期待しておきたいところです。

あとはお得意のコストパフォーマンス路線だと思いますが、米国ではアナウンスされている”Radeon Pack”が結構大きいのではないかと思っています。

Radeon Packは購入するとVGA本体に加えて、

  • Wolfenstein IIとPreyのダウンロードコードがもらえる
  • Ryzen 7 1700Xまたは1800Xと指定のマザーボードのセットが100USD引きになる
  • 指定のFreesync対応の液晶モニタが200USD引きになる

という期間限定のオファーです。

同時購入に限って適用になるようなので万人向けではないかもしれませんが、この際にプラットフォームごと刷新しよう、という方には魅力的な内容になっているのではないかと思います。

規約については

AMDリワードプログラム

[AMD.com]

詳細についてはRX Vegaの紹介ページに載っています。

[AMD.com]

日本もこのプログラムの対象国になっており、パソコン工房・ツクモ・PC Oneで取り扱い予定のようです。