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Japan Alps Cycling Road完成

今年度の長野県の観光キャンペーンは”アウトドアカルチャー”に照準を合わせての展開ということで、先日行われた県の記者会見では長野県を一周する自転車ルートであるJapan Alps Cycling Roadの完成発表会が合わせて行われたということです。

Japan Alps Cycling

[Japan Alps Cycling公式サイト]

この長野県一周のモデルコースは2019年頃には原型はできていたそうなのですが、細部について試走や地元の有識者との協議を重ねて、今回完成版として発表されたものだそうです。

ルートは一周すると全長900km、長野県らしく獲得標高は15,000mにもなりますが、ルート図を見る限り非常に自転車に配慮されたルート設計になっているように感じます。実際に普段私が走行している路線も大部分がルートに組み込まれています。

北信地域については千曲川サイクリングロードや白馬-鬼無里間の国道406号などがセレクトされています。松本地域では松本平の西の端を走るサイクリストに人気の山麓線、伊那谷は車の多い国道を回避して天竜川左岸側を走るようになっています。旅行などで初めて来る方でも戸惑わず安全に走れるルートになっていると思います。

以前から部分的にルートを案内する看板が設置されていましたが、また最近整備が進んだように感じます。長野を訪問する観光客も増加傾向と聞いているので、自転車旅の方も増えてくれると良いなと思っています。

小林一茶句碑

長野県出身の著名人の一人に俳人の小林一茶がいます。小林一茶は現在の長野県信濃町の出身で、いったんは江戸に暮らしていたこともあったそうですが晩年は信濃町に戻って暮らしていたそうです。

そのため信濃町には小林一茶記念館という資料館があるほか、今回のエントリの題材である句碑が非常にたくさんあります。正確な数は分からないのですが、どうも町内だけで100以上あるということです。

今回は偶然見つけたJAながのアグリサポート信濃町の前にあるものをご紹介します。

字が崩してあって読みにくいのですが、「痩かXる まXるX 一茶是XXX」と部分的に読めるので、有名な「やせ蛙 負けるな一茶 これにあり」の碑だと分かります。

こういった句碑は県内の信濃町以外の場所にもあるそうです。

鬼の釜古墳

木島平村にある鬼の釜古墳を訪問しました。この遺跡は以前役所のWebサイトで見て気になっていたものです。

古墳ということなのですが、よくあるような土を盛られた部分はなくなっており、石室部分だけが残っているという変わった古墳です。

木島平村の中でも標高の高い地点にあるので、古代の人がお墓を作る時には割と見晴らしの良いところを選んだことが想像できます。

手書きによると思われる説明看板があります。

木島平村は北信地域でも有数の規模と言われる根塚遺跡のあるところです。現代においても米どころとして知られていますが、古代から土地が肥沃等の理由で住みやすかったのかもしれません。

道の駅中条

長野市中条にある道の駅中条です。県道31号大町街道のバイパス線である通称オリンピック道路沿いにあります。

この路線は短い区間に道の駅が3つあり、白馬方面に向かって走って行くと3kmほど先に道の駅おがわ、12kmほど先に道の駅ぽかぽかランド美麻があります。

道の駅中条は物販部門がかなり充実していて、道の駅ではおなじみの地場産の野菜や果物に加えて県内各地のお土産も取り扱いがあります。長野市外のお土産も買えるので、雰囲気としては高速道路のサービスエリアの売店のような感じです。

また、レストランではおぶっこ(長野県版のほうとうのような麺料理)やジビエ料理が提供されています。

早い時間帯に行くと地場産の野菜の在庫がかなりあるのでおすすめです。

春の白馬の山々

ある程度気温も安定してきたので県道31号経由で白馬方面に行ってみました。例年より気温が高いせいか、道中の山の斜面にもあまり雪は残っていませんでした。

去年も同じ時期(4/1)にほとんど同じルートを走行していたので、その時の写真と比べてみるとかなりの違いがありました。

2022年4月初旬の写真です。

2022年の写真では手前の山や平地部にも残雪が見られますが、今年は標高の高いところにしか雪が残っていません。

こちらの写真では中央右付近にスキーのゲレンデが見えますが、雪があるのは中央部分のみで、端っこの部分は草地に戻っています。それでも中央部分を使ってなんとかスキーを楽しんでいる方もいらっしゃいました。

例年よりもスピードが速く感じますが、長野県もいきなり春本番という感じになってきました。

村田商店 一茶納豆ひきわり

長野のご当地納豆をまた1つ発見しました。

長野のご当地納豆は非常に種類が多く感じますが、最近分かってきたのは長野市の村田商店さんがかなりの多品種を製造しているということです。今回も見慣れないパッケージなので手に取ってみたところ、やはり村田商店さんのものでした。

割と細かめのひきわりで、ご飯との絡みが良く食べやすいと思います。納豆を使った料理にも使い勝手が良さそうに感じます。

たれはいつもの村田商店さんのたれがついており、おいしくいただけます。

千曲川から見る皆神山

千曲川サイクリングロードを走っていると、遠くにあるランドマークが色々目に入ってきます。赤坂橋付近で目立つのは対岸の松代にあるランドマークです。

左の白い建物はロイヤルホテル長野、右の台形に見える山は皆神山です。ロイヤルホテル長野は川から見える建物の中でも一際大きい上に色が真っ白なので目を引きます。

皆神山は遠くから見ると改めて変わった形の山だということが分かります。皆神山の成り立ち自体は溶岩円頂丘(いわゆる溶岩ドーム)だと言われているそうです。火口から粘度の高い溶岩が流れ出続けて固まった結果、このような変わった形で固まっているそうです。

形がわかりやすく面白いので、Googleマップの3Dモードなどで見ていただくと面白さが伝わりやすいと思います。

長野県生まれのヨーグレット

定番のタブレット型お菓子ですが、実はこのお菓子は長野県生まれです。

長野県須坂市にある明治産業という明治グループの会社が長年製造しているそうです。工場は長野電鉄の村山駅近くにあり、電車に乗っていると工場の隣を電車が通ります。

明治産業本社です。

ヨーグレットは明治ブランドで販売されていますが、自社ブランドとして”メイサン”というブランドが存在し、主に飴菓子を展開しています。

こちらの明治産業は明治グループから商社の丸紅が買収することになったんだそうで、あわせてヨーグレットの商標権も移転することになるんだそうです。将来的には明治ブランドとは違うブランドでヨーグレットが販売されるようになるのかもしれません。

ナガノトマト 国産つぶ野菜入り信州生まれのケチャップ

スーパーで商品を見ていたら長野県のご当地ケチャップを発見しました。

製造元は松本市のナガノトマトという会社です。商品名通り長野県産のトマト、国産にんじんとタマネギが入っており、ケチャップでありながらトマトソース的な性格のある商品となっています。トマトは長野県内の契約農家が生産した”愛果”という品種が使われているそうです。

長野県は野菜の自給率が非常に高いという話をよく聞きますが、まさかトマトやケチャップまで県産品である程度まかなえるとは思いませんでした。

細切りの野菜が入っているので王道の卵焼きにかけるような使い方はもちろん、単にパスタを和えるだけでも結構それらしい感じになります。

マルシンフーズ プレミアムりんごバター

長野県産りんごを使用しているというりんごバターです。

バターとジャムが一体化しているような商品で、これを塗るだけでトーストなどがおいしく食べられます。オートミールの味付けなんかにも便利に使えます。

ネットでこの商品について調べてみると、パッケージがほとんど同じなのですが製造元が異なるバージョンがあるようです。年度によってりんごの産地が異なり、それに伴って製造元が違うのかもしれません。