坂とラウンドアバウト

いろは坂と言っても東京都内にあるいろは坂です。
東京都多摩市桜ケ丘、都道20号(川崎街道)の聖蹟桜ヶ丘駅前交差点を南方向に曲がり、大栗川を渡ると坂があります。


ルートラボで計測すると平均斜度は7%前後で距離が約800m、標高差は50mくらいです。
短いですがヘアピンカーブが3つもあり、峠道のような雰囲気になっています。

ちなみにこの坂は”耳をすませば”のラストシーンの坂のモデルらしいということなんだそうです。
確かに坂を上りきると神社があります。

坂を上り切った後直進するとなんとラウンドアバウトがあります。
ラウンドアバウトというのは交差点の形式の1つで、交差する道路同士が環状の道路でつながっている交差点です。

ヨーロッパの自転車レースではラウンドアバウトを左右に分かれながら集団が抜けていくのをよく見ます。
(結構好きな場面です)

とは言え、レースではないので実際の交通規制に従って通行しなければなりません。
入り口で一時停止をして、ロータリーに入ります。ロータリー内は時計回りで、出る際は早めに左折の意思表示をした方が安全そうです。
Wikipediaでラウンドアバウトについて調べると、入り口で信号や一時停止標識により交通規制を行うのは古い形式のラウンドアバウトなんだそうです。
現在海外にあるラウンドアバウトでは、入り口部分で「譲れ」という標識により進入する車を制御しているそうです。

というわけで坂とラウンドアバウトが体験できるいろは坂なのでした。

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