クイックコマンドが大幅に強化されたVivaldi2.1がリリースされました。
[Vivaldiブログ]
クイックコマンドはVivaldiリリース当初からの特徴的な機能で、Windowsの場合F2キーを押すと表示されるダイアログに様々な入力を行うと、そこからブラウザの操作ができるというものです。単純なショートカットキーとは違い、ある程度自然文での指示や検索が可能なので、便利です。
特に極力操作をキーボードで行いたいという方には便利な機能だと思います。
今回の2.1ではクイックコマンドに以下の機能が追加されています。
メモを取る
Vivaldiには簡易なメモを取る機能がありますが、今回これがクイックコマンドからできるようになりました。クイックコマンドを開いて”メモを取る”などと入力し、”次のメモを追加”を選ぶとメモが追加可能です。
メモを検索する
取ったメモはクイックコマンドで検索が可能です。そのため、クイックコマンドはブックマークや履歴、通常のWeb検索からメモに至るまで色々検索可能です。
UIとページのズームイン/アウト
クイックコマンドを開いて、”ui zoom in”と入力すると、UIを拡大表示できます。ズームイン/アウトとリセットが可能です。
同様にWebサイトの表示もズームインとアウトが可能です。”page zoom in”と入力すればOKです。特定の倍率にしたい方は”page zoom 150”と入力すれば150%でズームできます。
その他微調整
設定でクイックコマンドで操作可能な項目が編集できるようになりました。例えば、クイックコマンドでブックマークを開くことはあるが、閲覧履歴を表示させたくない、という場合などに便利です。どの項目をクイックコマンドで検索するか選択することができます。
まとめ
Vivaldiはカスタマイズの柔軟さをうたっていますが、デビュー当初はカスタマイズ項目の細かさと、クイックコマンドによるフルキーボードオペレーションが可能な点から「ヘビーユーザ向けである」という評価をされていることも多かったように思います。
実際にクイックコマンドを触ってみると、F2を押して特定のキーワードを入力するだけで簡単にナビゲーションができるので、特にPCに詳しい方でなくても割と簡単に使えてしまうと思います。既にVivaldiユーザの方にも是非試して頂きたい機能です。