23H2の変更点の中でも、一番大きいのはCopilot in Windowsだと思います。まだ現段階でできることは限られているように感じますが、MicrosoftはキーボードのアプリケーションキーをCopilotキーにするというハードウェア的な変更までも公表をしているので、AIに関する取り組みの本気度は相当なものと思います。
Copilot in Windows以外の変更点はどちらかというとエンタープライズ向けという感じもあり、一般消費者向けとしては小改修に感じました。
AI関連の機能は進化やアップデートが非常に早いので、今後Copilot in Windowsがどうなっていくのかは要注目だと思います。
また、法人向けのCopilot for Microsoft 365も導入要件が緩和されて導入しやすくなりました。従来はMicrosoft 365 E3またはE5が必須で、最低数量が300からでした。そのため最低でも1組織あたり月額240万円くらいが必要でしたが、今回の変更で最低数量の制限がなくなったほか、安価なBusiness Standardプランなどと組み合わせても契約可能になりました。