月別アーカイブ: 2014年8月

IEのパッチ提供が最新バージョンに限定される予定

2016年からなのでまだ結構先のことですが…

IEへのパッチ提供、最新バージョンだけに限定へ、2016年1月より実施
[Internet Watch]

ブラウザもかなりのスピードでリリースされるので、詳しくないユーザは追いつくのが大変…という事情もあるとは思いますが、
ある程度思い切り良くサポートを打ち切って行った方が移行が進みやすいと思います。
(Microsoft的にはなにしろサポートコストが膨大という事情があるんだと思いますが)

まだ先の話なので具体的にアップデートがどうなるかは分かりませんが、ブラウザのアップデートはどのような形で促していくのかが注目です。
詳しいユーザなら「しょうがねえな…」とホイホイアップデートしてくれると思う一方で、あまり詳しくないユーザにどう周知を図るかは興味のあるところです。

Windows Media Playerの再生リストを修復する

原因がよく分からないのですが、Windows Media Player(以下WMP)の再生リストが使えなくなってしまいました。
現象としては”再生リストは表示されるが、クリックしても再生できない”、”再生リストの保存フォルダを見ても何もない”といった感じです。

修復のためにはユーザフォルダ内の*.wmdbファイルを一旦削除する必要があります。
削除後にWMPを再起動すればファイルは自動的に再作成されるので、削除したからといってWMPが起動不能になったりはしないようです。

*.wmdbファイルは以下の場所にあります。

%UserProfile%\AppData\Local\Microsoft\Media Player

何個かあるのでWMPを閉じた状態で全部削除します。
これでWMPを再起動すればOKです。

【WMPを閉じているのに削除できないファイルがある時】
WMPを閉じていても削除できないファイルがある場合がありますが、”Windows Media Player Network Sharing Service”というサービスが動作中だと起きるようです。

コントロール パネル\システムとセキュリティ\管理ツール\サービス

でサービス一覧を開き、当該サービスを停止した上でファイルの削除を実行するとうまく行く場合があります。
140810_01
右クリックで停止が選べます。

AMDアジア地域担当副社長のインタビュー記事

幹部に対する直接のインタビュー記事はちょっと貴重な感じがします。

AMD、2015年までに日本のGPU市場でシェア50%超を目指す
[PC Watch]

やはり今勢いのあるトピックは主要なゲームコンソールでMantleが採用されていることのようです。
ちょうどDirectX12が似たようなアプローチを取っていることが報じられていましたが、ここはどうなっていくのかちょっと注目です。
AMDとしてはMantleについてはもうリリースをしているし、実装も簡単なので極端な話共存も可能、ということでこの点不安視はしていないようです。

日本におけるGPUのシェアについては3-4年前と比べて落ち込んでしまっているようです。
IT系のニュースサイトなどではハイエンド品の話題がよくニュースになりますが、やはり実際に基幹商品となるのはメインストリーム(とそのちょっと上)の製品とのことです。
このあたりが消費者に訴求できていない、ということで日本独自の取り組みも含めててこ入れを図っていくようです。

実際日々様々なニュースを見ていても昨年後半くらいからちょっと元気が出てきたかな、という感じはしています。
消費者としてはそんなに貢献できていませんが頑張って欲しいものです。

A8-7600とA6-7400Kのベンチマーク記事

意外にもベンチマーク記事が出ていました。

【本日発売】Kaveriの低価格モデル「A8-7600」、「A6-7400K」をチェック
[PC Watch]

やっぱり気になるのは上位製品とどこがどれだけ違うのかというところでしょう。

ベンチマークスコアを見ると、PCMark8の結果ではそこまで大きな差がついていないようです。
デイリーユースであれば下位製品とは言えA8-7600とA6-7400Kも悪くないかもしれません。

3D系のベンチマークではやはり大きな差がついてしまっています。ゲームでも使いたいんだよな…という方にはやはり上位製品ということになるのでしょう。

消費電力ではA6-7400KはTDP65W設定と45W設定で差がつかないようですが、
A8-7600は明瞭に差がつくようです。ただしはっきり差がつくのは3D系のベンチマーク中なので、アイドル時の消費電力は変化ないようです。

せっかくのConfigurable TDPなのでアイドル時の消費電力が削減できればいいのに…と思いましたが、
もしかすると既にアイドル時の消費電力はかなり詰められていて削減の余地がないということなのかもしれませんね。

PCMark8のスコアがそれほど低くなかったのが意外でした。お値段も出始めから1万円前後なので、
ゲームはカジュアルゲーム程度に割り切ればかなりコストパフォーマンスの良い製品だと思います。

WordPress3.9.2がリリース

セキュリティ関連のリリースとのことです。

WordPress 3.9.2 セキュリティリリース
[WordPress.org日本語版]

修正された部分については全然詳しくない分野なのでよく分かりませんが、
WordPress内部のセキュリティチーム以外にもSalesforce.comやGoogle等、外部の企業で発見された問題の修正も行われているもんなんですね。

Windows 8.1 Update 2は通常のアップデートで機能追加

Update 1があったのでそのうち2も…という観測がありましたが、とりあえず”Update 2”という形では提供されないようです。

Microsoft、Windows 8.1 Update 2は提供せず月例で機能追加へ ~8月にはMiracastの受信機能が追加
[PC Watch]

8/12に大きめのアップデートが予定されているとのことです。

今後もUpdate ○○という形での提供はせずに月例のアップデートに載せる方針なのかどうかはちょっと気になるところです。
自動アップデートで勝手に適用されるので月例アップデートだと楽なのですが、”バージョンアップしてる感”がちょっと薄くなってしまうのは残念ですね。

Image-Line20周年キャンペーン

ニュースレターにいろいろ書いてありました。
1994年創業で今年で20周年というわけです。

興味深いのは自社サイトの沿革のコンテンツがかなり細かく書いてあることです。
Image-Line a company history
[Image-Line]

当初はゲームを作っていたんだそうで、gol兄さんが動画を上げているばかりかILのサイトからデモ版のダウンロードもできます。

なんだかエレベーターアクション的な見た目のゲームです。

20周年を記念して大々的なキャンペーンが打たれています。
まず大きいキャンペーンとして挙げられるのは5か月に渡る合計10,000ドル分のプレゼントキャンペーンでしょう。

$10,000 Giveaway
[Image-Line]

こちらは総合楽器店Guitarcenterで使用できるクーポン券2,500ドル分が3本と、Image-Lineの公式ショップで使えるクーポン券1,250ドル分が2本プレゼントされるというキャンペーンです。
合計5本の賞品があるわけですが、これが毎月1本ずつ8-12月の間に放出されます。
応募条件は以下の通りだそうです。

・Image-Line製品を公式サイトで購入するか、お店でパッケージ版を購入してシリアルを登録する
→要はIL製品ユーザでないと応募できないようです。

・フォーラムに投稿する
フォーラムに投稿することで、その月の抽選に応募したことになるようです。
ただし、今回の抽選に関する投稿はダメとのこと。
複数回投稿しても当選確率は上がらず、またどのフォーラムに投稿しても当選確率に影響はないそうです。
要は普通にフォーラムを利用して投稿してほしいそうです。

どちらのクーポンも1,000ドル以上なのでもし当たれば豪遊できそうです。

もう1つは20周年記念でのプラグイン半額セールです。

50% OFF All Plugins
[Image-Line]

2014/09/10までどのプラグインでも半額です。
結構期間があるのでゆっくり考えて買えそうです。

気象庁が高解像度の降水情報を提供予定

今まで降水情報のリアルタイム把握には国土交通省提供のX-Rain(XバンドMPレーダー)の情報を活用していました。

気象庁も自前の設備を強化し、国交省などのレーダー・雨量計のデータも踏まえた上で高度な降水情報を提供するそうです。

高解像度降水ナウキャストの提供を開始します
[気象庁ホームページ]

下の方に画面イメージのPDFも掲載されていますが、現況+予想の情報も見られるのが便利そうです。
素人考えで「こっちの方に移動してくるっぽいな」みたいな予想をするよりは圧倒的に信頼できそうです。

スマートフォン用の情報提供もあるそうなので、スマートフォンさえあれば自転車で移動中も便利かもしれません。
(スマートフォンがないので普段は観天望気にのみ頼っています…)

提供は8/7からとのことです。もう間もなくです。

Catalyst14.7 RC

リリース日が7/10なので何を今さらなのですが、一応更新履歴は全部確認しておきたいのでエントリにまとめておきます。

かねてからの情報の通り、無印のWindows8がサポートされなくなりました。
その他の変更点は以下の通りです。

・Catalyst14.6 RCの改善点を全て含む
・Plants vs. Zombies​​​用のCrossfire/Dual Graphicsのプロファイルをアップデート
・Assassin’s Creed IVで3840×2160 High設定時のスケーリングを93%に向上
→これがよく分からないのですが今まではスケーリング時に画素の密度がかなり小さくなっていたということなんでしょうかね。
・AOCとの協力により同社製U2868PQUの60Hz運用時のフリッカの原因を特定。ファームウェアの更新とDisplayportの認証済みケーブルの使用を推奨

リリースノートはこちらにあります。
http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/latest-catalyst-windows-beta.aspx
[AMD.com]

Deckadance SOLO betaがリリース

DeckadanceとついていますがFL用のプラグインです。

以前からもDeckadanceをVSTプラグインとして呼び出す方法というのはありましたが、MIDIコントローラとの接続・リンク張りやインプット/アウトプットのルーティングが結構大変でした。
今回のプラグインは普通のジェネレータ系プラグイン的に使えるので分かりやすいです。
呼び出せばすぐ音が出せる、という感じです。

Deckadanceの様々な操作がコントローラとピアノロールで行えるので、FLと非常に親和性の高い形でオーディオファイルを取り扱えます。
コントローラでライブ的に操作したり、ピアノロールでプリセットした演奏パターンで既存の曲をリミックスしたりできます。

また、FL本体のBPMをマスターとしてDeckadance SOLOのBPMを同期させることができます。
これにより、FL本体のトラックとDeckadance内部の曲を混ぜて使用することも容易です。
上の動画ではアカペラのボーカルとFLで打ち込んだトラックを混ぜて使っているようです。

大ざっぱに言ってしまえばサンプラーなのですが、事前に素材として切り出しておかなくても曲を丸ごとすぐに使えるので簡単、かつライブ用途に向いています。
Deckadanceを持っていなくてもFLのライセンスがあれば今回のベータ版はトライできます。試してみてはいかがでしょう。