月別アーカイブ: 2016年12月

水冷PCのポンプを宙吊りマウントする

この前のラジエータ交換の時に同時に行ったのが、ポンプ位置の変更です。従来、ポンプはケース中段の板に防振マウントを介して固定していたのですが、やはり中段の板に若干振動が伝わり、ビビリ音のような騒音が発生していました。

ポンプ自体は重いものでもないので、ひもを使って5インチベイの内部に吊るしてしまおうという構成変更です。この”ひもで吊るす”というのは、確か以前CoolingLabさんのフォーラムかどこかでDP1200の防振アイデアとして紹介されていたものだと思います。そのことをふと思い出したので、やってみることにしました。

できあがりはこんな感じです。ひもは100円ショップなどでも手に入る手芸用のゴムひもです。手芸用品が内蔵された自作PCになってしまいました。

ポンプ自体にひもを通す穴はないのですが、昔使っていたEHEIM1046のポンプ台座をベルクロでポンプ底に貼り付けています。これでポンプ底にひもを通す穴が4つできるというわけです。

ゴムひもは台座を通した後に5インチベイ側面の穴に通し、ポンプがおよそ水平になるように長さを調整して結びます。

というわけで工作としては

  1. ポンプの底に台座をベルクロで貼り付けて
  2. ゴムひもを適当な長さに切って
  3. 長さを調整しつつケースに結んだ

というだけです。

効果の方はというとこれがなかなか良好で、ビビリ音はすっかりなくなりました。ポンプ周辺のケース表面を触ってみてもほとんど振動は伝わっておらず、ゴムひもがうまく吸収してくれているようです。ポンプ自体の騒音は仕方ありませんが、改造は狙い通りにできました。

バラ部品で組み立てる水冷PCというと、ケース加工などの何かと大がかりな工作が必要なイメージもありますが、こんな小さい工作だけでも楽しめます。

大掃除開始

年末も近づいているので大掃除をはじめました。例年特定の一日に終日整理をするということはなく、11月末~12月の毎週末に中掃除を繰り返し行うというのがパターンになっています。

この方法だと途中で作業が中だるみすることがなくて作業しやすいです。

今日は台所周辺の清掃とレコード棚の整理をしました。明日は念入りに風呂掃除をしようかと思っています。

Radeon Software Crimson ReLive Editionが登場

特に予告等はされていなかったように思いますが、ドライバパッケージのCrimson EditionがCrimson Relive Editionと名前を変えて登場しました。ゲーム実況配信が可能な”ReLive”を始め、多数の新機能が盛り込まれています。

目玉機能はゲーム実況配信のReLiveなのですが、その他にも、

  1. ゲーム中の画面描画状況に応じてGPU負荷を減らす”Radeon Chill”
  2. GPU管理機能である”Radeon Wattman”のサポートGPU拡充
  3. 新しくなったインストーラ(旧ドライバのクリーンアンインストールもできます)
  4. HDMIケーブルの接続状況自己診断
  5. 複数画面でフルスクリーン描画を行った際のFreeSyncサポート
  6. Steamでのゲームプレイ時にハードウェア要件に応じて商品をオススメする”Upgrade Advisor”
  7. HDR描画のサポート
  8. Google Chromeでの4K60p動画のアクセラレーション
  9. APUでSkypeのCPU負荷を削減
  10. ユーザからのフィードバックを送れる機能

以上の新要素が盛り込まれています。この他にも基礎的なパフォーマンス向上や、バグフィックスも含まれているようです。

ReLiveとRadeon ChillについてはPC Watchさんに検証記事が掲載されており、使用した際の電力の変化や描画パフォーマンスへの影響など、詳しく取り上げられています。

新要素盛りだくさんの最新ドライバ「Radeon Software Crimson ReLive Edition」を試す

[PC Watch]

うちの270Xはカードの世代が古いので、個人的には大きなメリットはないのですが、ドライバでの機能拡充を継続してくれているのは喜ばしいことです。

 

水筒を重曹で脱臭

普段の外出時には、ステンレスボトルでお湯を持ち歩くようにしています。本当はコーヒーなんかを携帯したいのですが、お腹の具合に障るといけないのでお湯にしているわけです。

日々お湯しか入れていないはずなのですが、使っているうちに変な臭いがついていることがあります。原因はよく分からないのですが、通常の中性洗剤による洗浄では取れなさそうなので、重曹で洗ってみることにしました。

使用感ありありです。

なぜ重曹かというと、アルカリ性だからです。アルカリ性のものは脱臭作用があるんだそうです。特に強力なのは塩素系の漂白剤ですが、ステンレスに塩素は禁忌だったはずなので、重曹にしました。

水筒本体には濃い目の重曹水溶液を入れて振り洗いし、しばらく水溶液を入れっぱなしにしました。飲み口やパッキンは重曹を手にとって揉むような感じで洗いました。

結果、臭いはほぼなくなりました。想像していたよりはるかに効果があったので、これはうれしい誤算でした。

WordPress4.7がリリース

新しいテーマ、Twenty Seventeenを含む4.7が出ました。

WordPress 4.7 “ヴォーン”

[WordPress.org日本語版]

メインの話題はやはり新テーマのTwenty Seventeenかと思います。例によって「ライブプレビューだけしてみる」というのをやってみたのですが、いきなりヘッダ画像が大写しになるところがあまりに今風で、私の好みではない感じでした。テーマについては相変わらず”昔のブログ”という感じのTwenty Twelveがお気に入りです。

その他、ライブプレビューをしながらサイト内の要素をカスタマイズできる機能や、動画をヘッダとして使用できる機能などが追加されています。

内径3/8-外径5/8サイズのチューブ

水冷PCのチューブの話です。

サイズの差

今回のラジエータ交換に伴って、1区間だけチューブを太くしました。従来は内径8mm-外径10mmというチューブを使っていたのですが、内径3/8インチ(9.525mm)-外径5/8インチ(1.5875mm)というチューブに変更しました。

161206_01見た目はずいぶん違います。

サイズ選定の理由

なんで変えたのかというと、この内径8mm-外径10mmという規格があまり水冷PCで一般的でなくなってきているようだからです。水冷PCを始めた当初に良く部品を買っていたドイツのInnovatekというメーカーがあって、そこの採用サイズがこのサイズでした。Innovatek製品を気に入っていたのでチューブもこれで揃えたのですが、一時期に比べると業容が縮小してしまったのか、日本にも入ってこなくなってしまいました。

一方で最近元気なのがEKやBitspowerで、こちらのメーカー群はインチ系のチューブを採用しています。一番選択肢の多い方に合わせることにしたわけです。

本当はLegris(プラグイン型)フィッティングにしようとずっと思っていたのですが、やはりフェルールレス接続に慣れているので、単純に大径化することにしました。

 

もう1つの理由として、一部のチューブが劣化してきたから、というのもあります。PVCチューブは長期間使用していると色々と劣化してきます。

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Black Ice SR2 MP

換装したラジエータのご紹介をしようと思います。今回搭載したのは昔から水冷PC用のラジエータを供給しているHW Labs.inc社のBlack Ice SR2 360 MPという製品です。

CoolingLab<http://www.coolinglab.jp>様にて購入しました。CoolingLabさんは水冷PC用品を専門に扱うステキなお店です。

概観

161205_01左がSR2 360 MPです。右は今まで使っていたBlack Ice Proというグレードの旧品です。8年くらい使ったはずです。どちらも12cmファンを3つ使います。

161205_02厚さはこんな感じで倍くらい違います。左のSR2 360 MPは側面にもG1/4のネジ穴が切られていて、フィッティングをつけることができます。取り付け方に自由度があるのがSR2 360 MPの特徴です。

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PCのラジエータ交換

年末は何かとPCの改造をしていることが多いです。去年は珍しく年末には何もしませんでしたが、夏場に電源が壊れて交換となりました。

2017年は恐らくCPUとマザーとメモリを交換することになるので、その前に冷却周りをアップデートすることにしました。

具体的には

  • ラジエータ交換(薄型→厚型)
  • ポンプマウント方式の変更(より静かに?)
  • チューブ大径化のテスト

の3点です。

組んだ感じはこんな風になっています。以前に比べると少しすっきりしました。161204_01

以前はこんなでした。140123_01

里芋とにんじんの煮物

砂糖と醤油を使う煮物は大好きです。

161203_01

色が濃いですが、家に伝わる味付けが濃い目だったので、それが私にも受け継がれています。

写真はQ-S1に02 Standard Zoomを装着して撮影しました。私の部屋は照明がぼんやりしているので、ISO400かつF2.8でもシャッター速度が1/20秒くらいになってしまいます。

そのため、三脚+2秒セルフタイマーで撮影しました。P9 liteで撮影するよりはおいしそうに写っている感じがします。

Netflixが事前ダウンロードに対応

Netflixには随分お世話になっていますが、今回動画をローカルにダウンロードしておける機能が追加されたそうです。

Netflix、動画のダウンロードが可能に

[PC Watch]

あまりP9 liteを外には持ち出さないので、通信量には毎度余裕があるのですが、おっさんなのでどうも”モバイル回線で動画や音楽をストリーミングする”ということ自体に心理的な抵抗があります。

そんなわけで、明らかに待ち合わせや暇つぶしが予定されているようなら、事前に映画の1つもダウンロードしておけるのは助かります。ナイスな改良です。