月別アーカイブ: 2017年10月

Googleドライブの設定を誤ったことによる容量オーバー

メンテナンスのため、PCに入っているGoogleドライブ用の同期アプリ、”Googleのバックアップと同期”を再インストールしました。

私はいつもGoogleドライブで同期するフォルダの場所をデフォルトから変更しているので、いつものように所定のフォルダに変更する旨を設定してセットアップしたつもりだったのですが、しばらくして容量不足のエラーが出て驚きました。

調べてみると、Googleドライブの同期フォルダと思って設定したのは”マイパソコン”という区分のフォルダでした。

よく確認してみると

  • マイパソコン:Windowsの ドキュメント や ピクチャ などユーザが任意にバックアップしたいフォルダを設定
  • Googleドライブ:いわゆるGoogleドライブと同期するフォルダを設定(デフォルトではシステムディスク内に設定)

となっているようでした。

私の想定していた用途では

  • マイパソコン:何も設定しない
  • Googleドライブ:同期するローカルのパスを設定

にするべきでした。今回はマイパソコン側にGoogleドライブでバックアップしていたファイル一式を設定してしまったので、クラウド側が各ファイルを2個ずつバックアップすることになり、容量オーバーになったようです。

X370-PROのBIOSアップデート(v1001)

10月も10/27付けでBIOSのアップデートがありました。何だかんだで月刊ペースのリリースになっています。

今回のバージョンは1001となっています。特にどこを修正したとは明記されていません。

ASUSのマザーはEZupdateというソフトでWindows上からBIOSのアップデート指示が可能ですが、最近はBIOSのアップデートが便利になって実に便利になったと思います。

ただ、やはり失敗したら再起不能のダメージを負う可能性もある作業なので、いつも緊張感だけは変わりません。特にアップデート完了後の再起動でちゃんと起動するかがいつも心配になります。

Radeon Software17.10.3

17.10.2がリリースされて間もないですが、17.10.3がリリースとなりました。

Radeon™ Software Crimson ReLive Edition 17.10.3 Release Notes

[AMD.com]

これだけ間隔が詰まっていることから分かる通り、不具合の緊急修正のためのアップデートとなっています。

Wolfenstein II及びDestiny 2をRadeon RX Vega環境でプレイした場合に、ランダムでクラッシュまたはハングする問題の修正とのことです。

当てはまる方には必須のアップデートですが、当てはまらない方は様子見でも良いように思います。

次期モバイル版APUはZenとVegaの組み合わせで登場

次期モバイル版APUの情報がPC Watchさんに載っていました。

後藤弘茂のWeekly海外ニュース

ZEN+Vegaとなった「Ryzen Mobile」ファミリの詳細

[PC Watch]

次期APUについてはCPU部は当然Zenコアだろうと思っていましたが、GPU部がVegaだったのは意外でした。いずれもコアごとには実績のある製品の組み合わせで、性能面ではかなり期待できそうです。

動作クロックやコア数の構成も記事内で明らかになっています。モバイル向けはRyzen7、Ryzen5とも4コア8スレッド構成になっているようです。

少しアップデートされている部分として、Precision Boost2が紹介されています。Precision BoostはRyzenに実装されているSenseMIテクノロジの一部で、ワークロードに応じてコアクロックを細かくブーストする機能でした。

今回のPrecision Boost2ではブーストするコア数制限が3コア以上でも機能するようになっており、ワークロードに応じてコア数とクロックが適切に設定されるようになっています。

デスクトップ版のAPUを楽しみにしているのですが、記事冒頭のロードマップを見る限りZenコアのAPUはモバイル向けのようです。モバイル向けを利用したベアボーンなんかが出てくると、自作趣味のユーザとしては楽しめそうな感じです。

Windows10でスタートメニューが開かなくなる問題

表題のトラブルが起きたので経緯をご紹介します。

トラブルの状況

普段通りPCを使っていたところ、スタートメニューとCortana、そしてタスクバー内のアイコンがクリックしても反応しない、またはほぼフリーズしている程度の速度でしか開かなくなってしまいました。

スタートメニューの右クリックについては低速ながらなんとか反応していました。

対処

調べてみるといくつか手順があるようでした。

[スタート] メニューまたは Cortana を開くときの問題のトラブルシューティング

[マイクロソフト サポート]

上記のうち特に有効そうな2点を試してみました。

専用のトラブルシューティングツールの実行

startmenu.diagcabという専用のトラブルシューティングツールを用意してくれています。いわゆるFix itのような要領で、ウィザードで自動診断と修復が可能なものです。

試してみたのですが、”問題を特定できませんでした”という診断結果でした。

別のローカルアカウントを使ってログインする

今回有効だったのはこちらの方法でした。普段使っているマイクロソフトアカウントとは別にローカルのユーザアカウントを作成し、そちらでログインすることで修復を行うというものです。

手順は以下の通りです。

  1. スタートメニューを右クリックして、 ファイル名を指定して実行 を選択
    1. タスクマネージャの ファイル → 新しいタスクの実行 でもOKです。スタートメニューがないと設定やコントロールパネルにアクセスできないので、スタートメニュー右クリックが生命線になります。
  2. control userpasswords2 と入力してOKを押下
  3. 中段左の追加ボタンを押下
  4. 左下のMicrosoftアカウントを使わずにサインインする(お勧めしません)をクリック
    1. お勧めしませんなのですが、今回はローカルアカウントで1回サインインできれば良いのでこれで大丈夫です。
  5. ローカルアカウントを選択
  6. ユーザ名とパスワードを設定
  7. 3の手順の画面に戻ってくるので、追加したユーザを選択してプロパティを押下
  8. グループメンバーシップのタブを選択し、管理者に設定してOKを押下
  9. Windowsからサインアウトし、先ほど追加したローカルアカウントでログイン

そうすると、新規インストール時に表示される「こんにちは」画面が始まってローカルユーザのデスクトップが表示されます。この時点でスタートメニューやタスクバーが正常に動作すれば修復完了です。

後はサインアウトしてマイクロソフトアカウントでサインインしなおし、動作チェックをして直っていればOKとなります。作成したローカルアカウントはcontrol userpasswords2で再度アカウント管理画面を表示して削除します。

どうしてもスタートメニュー周辺のファイルが破損してしまうことがあるらしく、その際にこのトラブルが発生するようです。新しいユーザのデスクトップを用意する際にこれらのファイルが正しいもので上書きされているのではないかと推測します。

ER-4XRのイヤーチップを加工する

ER-4XRも大分使い慣れてきました。ER4シリーズはイヤーチップが2種類選べるようになっており、1つが俗に3段キノコと呼ばれる樹脂製のもので、もう1つが円筒形のフォーム状のものです。

運用しやすいのは3段キノコなのですが、遮音性はフォームの方が優れているような気がするので最近はフォームをメインに使っています。中サイズのER38-14Fを使用しています。

性能に不満はないのですが、ちょっとゴワゴワ感を感じるというか、円筒のエッジの部分が耳道に当たって痛みを感じることがあったので、気になっていた左耳用のエッジ部分をハサミで削ってみました。

左が加工した方です。右はノーマルのままです。

雑な工作ではありますが結構これでフィット感が良くなりました。他のイヤホンのイヤーチップも先端は丸く加工されていることが多いので、それなりに理にかなっているのではないかと思います。

後はもうちょっと柔らかめだと良いのですが、この点は使っていくうちに経年劣化でちょうど良くならないかなと思っています。

BMC活性炭入りフィットマスク

愛用のBMCフィットマスクにバリエーションを発見したので試してみました。

BMCフィットマスクの基本性能はそのままに、活性炭をフィルタに配合することで臭いが気にならないというものです。外気の臭いとマスク自体に付着する臭い両方に効果があるそうです。

表面は普通のマスクと見分けがつきませんが、裏面は完全にグレーになっています。

装着感は良いのですが、ノーマルのフィットマスクに比べてゴワゴワした感じはあります。

肝心の臭いカット性能については劇的ではないが効いている気もするというところです。部屋や電車内の臭気に対してはまあまあ効果があるように思います。ただしあくまで使い捨てマスクなので、完全に吸気が無臭になるというわけではありません。

ノーマルのフィットマスクに対しておよそ倍の価格なので、臭気カット効果とコスト増が吊り合うと判断できればアリな商品だと思います。

Radeon Software17.10.2

23日付で17.10.2がリリースとなっています。17.10.2はWin10 FCU対応版をうたっているバージョンとなっています。

Radeon™ Software Crimson ReLive Edition 17.10.2 Release Notes

[AMD.com]

Win10 FCUのサポート版とは言うものの、「詳しくはこちら」のリンクはMicrosoftのWindows紹介のリンクとなっており、具体的にドライバがどのようにFCU対応したのかはリリースノートからは読み取れません。

その他、フルHD以上の解像度で一部ゲームタイトルのパフォーマンスがかなり向上するようです。

どのような最適化が図られたかは不明ながら、Win10 FCUを導入したユーザはアップデートしておくと良さそうです。

Radeon Software17.10.1

リリース日は10/10だったのですが、今更気づいたのでアップデートしました。

Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.10.1 Release Notes

[AMD.com]

今回の目玉はEvil Within 2とMiddle Earth: Shadow of WarにRadeon Chillのプロファイルが設定されたことです。

Radeon Chillはゲーム画面の状況に応じてGPUの負荷を軽減し、節電&静音を実現する機能です。当初は対応タイトルが20タイトル前後でしたが、現在はその数40位にはなっているようです。

Win10 FCUをちょっと詳しくチェック

早々にEdgeの変更点はチェックしたのですが、今週末はその他の変更点を色々確認しました。

フォト

Googleフォトにあるようなスライドショー動画の自動生成機能が加わっています。写真を何点かピックアップすればそれらしい動画に仕立ててくれます。全自動でそれっぽい仕上がりになるのは便利だと思います。

その他、写っているものを自動認識して検索できるようになっています。私の撮る写真は風景ばかりですが、”橋”や”崖”で検索するとちゃんとそれらしいものが抽出されます。

ビデオ周辺

”ビデオ再生オプション”という項目が 設定 の アプリ 内に組み込まれています。これはUWPで動作する動画アプリに影響する設定だそうです。NETFLIXアプリを使うので、”自動的にビデオを処理して品質を向上する”のチェックは入れておきたいところです。この項目はGPU支援のオンオフのためのもののようです。

フォント

新たにUDデジタル教科書体ファミリが加わりました。非常に可読性の良いフォントなので、テキストやWordなどのドキュメントに適用すると便利そうです。システムフォント向けではないかもしれません。

アンチチート機能

ちょっと意外だったのはアンチチート機能が組み込まれていたことです。

OSレベルのアンチチート機能、Windows Fall Creators Updateで実装

[PC Watch]

UWPアプリで動くゲーム用だそうなので、Steamで購入したタイトルなどには関係ないようなのですが、アンチチートソフトはユーザ側でインストールすると、誤動作によるキックが起きてストレスの元になることもあります。OSに組み込んでおいてもらえると手間が省けて良いと思います。

タスクマネージャ

かねてからの予告通り、GPU使用率が分かるようになりました。今までもAMD Overdriveなどを使えば確認できましたが、OS標準の機能で見られるようになったのは便利です。

 

恐らくFCUの目玉はVR・MR周辺だと思うのですが、それらに縁がない私の利用スタイルでも関係のありそうな小改修がかなりありました。この調子で年に1-2回アップデートがあると考えると今後も楽しみになります。