昨年末頃にELECOMのM-DT1DRBKという人差し指操作のトラックボールを買いました。ある程度使ったところで使用感の感想を書こうと思っていたので、ようやく書いてみようと思います。
全体の特徴は例によってインプレスさんの記事に詳しくまとまっています。
[PC Watch]
握った感じ
手が小さいので毎度ポインティングデバイスには苦労していますが、この製品はそれほど違和感なく握れる感じです。本当にぜいたくを言うならちょっと中央部の高さが高いように思います。私で大丈夫なのですから女性も大丈夫ではないかと思います。
ボール
ボールの径は大きすぎず小さすぎずでちょうどよいです。ボールの支持球も人工ルビーだそうなので、耐久力も期待できると思います。また、裏面から簡単にボールを外せるので、センサー部の掃除も簡単にできるようになっています。
ボタン
ボタンは合計7つも装備されています。ちょっとクセがあるのは左クリックです。左クリックボタンは左側面に大きく配置されているように見えるのですが、ボタンとして反応するのは奥の方です。慣れるとどうということはないですが、上にある”進む”ボタンと間違って押しやすいので注意が必要です。
右クリックボタンは幅が1cmもないので心配になりますが、前後にとても長い上にどこを押しても反応してくれるので、見た目ほどの扱いづらさはありません。力の入りにくい薬指で押しても軽く動作します。
その他のボタンも含めて、ボタン全般は専用のユーティリティで自由にキーの割り付けが可能です。余ったボタンにCtrl+W(タブを閉じる)なんかを割りつけて便利に使っています。
ホイール
ホイールはハードウェアホイールで、チルト機能もついています。回した時にカチカチ感のあるノッチのあるタイプです。配置的に親指で操作するようになっています。
全体の感想
トラックボールを使ってみたいけど、親指操作や大玉ではなく、人差し指操作のトラックボールを使ってみたいという方にはオススメです。人差し指操作型で、なおかつ普通のマウスのようなスクロールホイールのあるものはなかなか無いので、その点でも貴重です。
また、手が小さくてトラックボールを導入しづらい、または以前使っていたが手に合わなくてやめてしまった、という方にも是非お試し頂きたい製品だと思います。
定価は1万円以上ですが、実売では5千円前後で導入できるので、トラックボールとしては標準的なコストで導入できます。